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静岡が誇る全国区の観光地・登呂遺跡 ほか

▲登呂遺跡

 「橋亭」で大満足の昼飯を食べたところで、今回の静岡行きの目的はとりあえず果たしたこととなり、それじやどうしようかと友人と考えたところ、せっかくなので静岡観光をしてみようということに。とはいえ、静岡市に観光地らしい観光地などない……と言ってしまうのはアレですが、まあ、京都に長いこと住んでるとどうしてもねぇ。

 そんな中で全国区の知名度を持つのが、日本史で暗記必須の「登呂遺跡」。思い返すと中学1年生の遠足で行って以来、20年以上行ったことがありません。前に住んでいた家から自転車で15分くらいの距離だったし、正直面白い場所でもなかったから仕方ないですが、だからこそ逆に久々に行ってみようとなりました。ちなみに中学の同級生の友人も、その遠足以来行ったことがないとのこと。懐かしい思い出に浸るべく車を走らせました。

 しかし、着いてみるとどうにも勝手が違う……というか、記憶の中にある風景とまるで合致しないんですよ、登呂遺跡。上の写真だと復元した竪穴式住居や高床式倉庫が密集していますが、記憶では公園内に点在していたし、もっと木々が生えていたし、弥生人の人形なんかもあったはず。しかし、レイアウトも違うし弥生人もどこにもいません。

▲復元住居側から登呂博物館を臨む

 確かに古代米を植えた田んぼはあったと思いますが、こんなに開けてはいなかったハズ。それとも僕らの記憶が何かと混同して間違っているのか? 釈然としないまま、駐車場に戻ったところ、植え込みの陰に隠れた看板を見付けました。

▲登呂遺跡の案内看板

 「これだ!」

 二人して叫びました。僕らの記憶にある登呂遺跡の風景が、そこにはありました。どうやら今は遺跡全体の改修及び博物館のリニューアル工事をしているとのことで、一時的に雑然としたレイアウトになっているようです。とはいえ、その改修工事が終わっても僕らの知る登呂遺跡とは別物になってしまうわけで、あの時の風景は微かな記憶の中にしか残らないことになります。こうして、一つ一つ思い出は遠くに流れていくんでしょうね。

 その後、大浜公園、母校などを巡った後、静岡駅で友人と別れて僕は浜松の実家へ向かうことに……するハズでしたが、少し時間が中途半端だったので駅前で自転車をレンタルして、かつて僕が住んでいた家の裏山へ登ってきました。山と言っても標高は60mくらいで、10分もあれば頂上に出られる小高い丘のような山。静岡駅から南を臨むと見える、八幡山(やはたやま)という山です。

▲麓にある八幡神社

 僕が住んでいたのは山の東側でしたが、まずは西側にある八幡神社へ。訪れた日の数日後が年に一度の祭りで、境内には幟や山車の準備がされていました……って山車? そんなもん、住んでた頃にはなかったけどなぁ。

▲夏祭りに曳かれる山車

 祭りは毎年8月15日に行われていました。住んでいた家は借家でボロイ造りでしたが、12畳くらいの広いベランダがあったため、夏祭りの時は親戚らを集めてそこで宴会を開いていたものです。花火の打ち上げ場所が近かったため、本当に真上に花火が上がるように見え、しかも花火の玉の殻が落ちてくるという、臨場感溢れる体験が出来る場所でしたね。

 今はもう、その家があった場所にはマンションが建ってしまい、当時の面影はなくなっています。あのマンションからでは、寝転がった真上に花火が上がる様は経験できないでしょうね。

 八幡神社からも頂上まで登ることは可能ですが、一通り境内を回ったところで自転車に乗り、その反対側へと走りました。東側からの登り口こそ、かつての家の最寄りのルートであり、毎日のように犬の散歩で登っていた道なのです。今年2月に死んだサスケも、うちに来て最初の2年ほどはその道から頂上へ登っていました。

▲東側の入り口

 変わってしまった故郷の様子ばかり眺めてきた中で、この入り口はかつてとまるで変わっていませんでした。昼間なのに鬱蒼とした暗さがあり、子供の冒険心をかき立ててくれる雰囲気も同じ。デジカメを構えたほんの数秒の間に、ヤブ蚊が腕や首筋に何匹も留まるのも同じ。道から少し外れたところを覗けば、あの頃のようにエロ本が積んであるんじゃないかと、そんな気さえしてきます(笑)。捨ててあるエロ本を宝物のように持ち帰った純粋な中学生は、20年経ってすっかりスレちゃいましたがね。

▲整備された道はかつてのまま

 少しでも立ち止まるとヤブ蚊の大群がやってくるので、一気に登ります。標高60mとはいえ、運動不足の今の僕にはキツイ道ではありますが、懐かしい記憶が次々にやってきて、「早く頂上からの風景が見たい!」という思いが募って息が上がる暇さえ与えません。隣にサスケ、あるいはモグ、チビ、リュウといった当時飼っていた他の犬たちがいて、引っ張ってくれていたのかもなぁ、なんて考えると泣きそうになるので、上だけ向いて頂上を目指しました。

▲頂上!

 結局、5分かからないくらいの勢いで頂上に到着。目に入った光景は、かつての記憶と一緒でした。「少年とチャボ」というタイトルの、よくわからない銅像。少し高い鉄棒があり、その正面には日本平が横たわっています。

▲頂上から日本平を臨む

 日本平を臨む開けた場所には一台の鉄棒があります。大人用のそれは小学生の時にはぶら下がるのがやっとで、中学に上がる頃にようやく逆上がりが出来るようになりました。

▲鉄棒。今はこの高さで逆上がりとかムリ

 何か悩んでいたり、少しまずいことが起きたりすると、父が「おい、散歩行くか」と僕を誘い、だいたいこの鉄棒のところに犬をつないで、予め買っておいた缶コーヒーを飲みながら、説教と言うよりは人生の先輩としてのアドバイスみたいなものをしてくれました。最後にそれをしたのは、大学に合格して一人暮らしを始める直前だったかな。その一年前、浪人が決まった時にも同じ風景を見ながら缶コーヒーを飲みました。

▲時を刻み続ける

 あの頃と変わらない風景。時間が止まったかのような、昔に戻ったかのような、そんな錯覚すら覚える黄昏時の風景。しかし、頂上の時計は一分ごとにしっかりと長針を揺らし、短針もゆっくりだけども回っています。懐かしさに浸り過ぎると、今が色褪せてしまうもの。今だって十分に楽しいのにね。

 ここは、とてもいい場所だけど、夢か現かで言えば、やっぱり夢の中にたゆたう場所なんだと思う。

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静岡市の登呂遺跡(とろいせき)は、弥生時代後期(約1900年前)の集落遺跡です。太平洋戦争中の1943年(昭和18年)に、軍需工場(住友重工業のプロペラ工場)建設工事の際に発見されました。1947〜1950年(昭和22〜25年)に、戦後初の本格的な遺跡調査として、登呂遺跡の発掘調査が...
2010/09/24(金) 23:14:10 | 00shizuoka静岡観光おでかけガイド
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Author:ルンホルム
【近況8/28】
暑さはまだまだ続きますが、高校野球も終わってツクツクボウシも鳴き始めて、だんだんと秋の気配を感じるようになって来ました。



今月は少しは休みもあったのですが、更新は出来ないままですいません。写真は8月上旬に行ってきたスカイツリーです。仕事で行った東京なので、登ることはありませんでしたが、やっぱり高かったですね。

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