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麺屋 橋亭 情熱醤油&沈黙の塩&For you 担々麺&カレーつけ麺&深愛餃子&橋亭ぷにぷにプリン

▲店舗外観

 今回の静岡行き、一つ目の目的は東静岡駅の実物大ガンダムを見ることでしたが、二つ目の目的こそが真のもの。ガンダムを背中に静岡市中心部から北へ進み、たどり着いたのは北安東という場所。すぐ南にはよく通った静岡市立中央図書館がある閑静な住宅地にあるラーメン屋「橋亭」が、その目的地です。

 以前にも書きましたが、僕が住んでいた頃の静岡市はラーメンに関して余りレベルが高いところではありませんでした。そもそもチェーン店以外のラーメン専門店が少なく(チェーン店自体も少なかったけど)、外食でラーメンと言えば中華料理屋が出すものというイメージ。わざわざラーメンを食べに車を出すなんてことは皆無で、歩いて行ける距離の店に行って、なんとなく麺類が食べたくなったからラーメンを頼むという感じでした。

 だからこそ、大学で京都に出た時に食べたラーメンの美味さに衝撃を受け、ラーメンの世界観が一気に広がったのです。「ラーメンってこんなに幅広い味があるんだ」と感激し、ラーメンフリークになったのも必然でした。なにしろ京都に遊びに来た親に「あんた、そんなにラーメン好きだったっけ?」と首を傾げられるくらいでしたからね。

 それから十数年。今は実家も天竜に移ったため、数年に一度しか静岡市に来られなくなっていますが、その間に素晴らしいラーメン店が続々とオープンしていると、地元の友人らから聞いています。どこに行こうか迷いましたが、今回は現在静岡で唯一、京都の老舗且つ気鋭の製麺会社「麺屋棣鄂(ていがく)」の麺を使用するという「橋亭」を選び、訪問した次第です。

▲店のマスコット虎次郎の看板

 昼の開店は午前11時半。到着は少し早めの11時15分でした。近くに駐車場が用意されているので、そこで車を停めて開店を待ちます。京都ではよくあることですが、まさか静岡でラーメン屋の開店待ちをすることになるとはなぁと、同行した友人とともに感慨深く話しました(笑)。

 時計が11時半になると同時に扉が開かれ、店の中へ。店内はテーブル席と座敷席(掘りごたつ)からなり、ゆったりとしたレイアウトです。ラーメン屋というより洋食屋のような雰囲気ですが、それもそのはずで、「橋亭」はもともと和風ダイニングの店として、和洋さまざまな料理を出すお店でした。それが今年5月、以前から人気のあったラーメンに特化して「麺屋 橋亭」としてリニューアルしたのです。

 さて、友人とともに奥の座敷席に座り、何を食べるか考えます。というか、この時点で既に何を食べるかは決めていたのですが“何から食べるか”は決めていませんでした。なかなか来られない静岡、しかも今日はここ以外に食べに行く予定の店はないということで、この日提供されていた5種類のうち4種類のラーメンを食べようとは決めていたのです。が、味の濃い薄いなどで、どれから食べるのが適切なのかわからなかったと。なので、注文を聞きに来た店主さんの奥さんに「すいません。4杯食べようと思うのですが、どの順番で食べたらよろしいでしょうか?」と、きょとんとされるの覚悟で尋ねました。

 変な客だと思われるんだろうなぁと覚悟しつつそう尋ねると(友人ともに徹夜で高速突っ走ってきたから目の下クマだし)、「始めは醤油か塩で、その後に……」と丁寧に説明をしてくれました。ありがとうございますとお礼を言い、その順番で出してもらうようにお願いしました。さあ、前置きが長くなりましたが、それではいよいよラーメンの紹介です!

▲深愛(しんあい)餃子(350円)

 と言いつつ、最初に出てきたのが「深愛餃子」。羽根が見事すぎて、これで一つの餃子のようですが、6個の餃子の集合体です。

 そしてこれが、すさまじく美味い! 個人的に餃子最強は伏見深草の専門店「福吉」なのですが、その餃子に匹敵するレベルです。キャベツがザク切りなので歯ごたえがあり、その甘みが肉汁とともにあふれ出るのがたまりません。また、細かく刻まれたシナチクのコリッとした歯ごたえも良いアクセントになっています。ペースト状よりも、これくらいの食感の餃子の方が僕の好みにジャストフィットなんですよね。

▲自家製ラー油を付けて食べると、さらに美味しくなる

 「深愛餃子」はそのまま食べても十分に美味しいのですが、酢醤油に自家製ラー油を加えて食べれば、香ばしさとピリ辛さが加わり、さらに美味しくなります。メニュー名に因めば、より深い愛を感じられるというところでしょうか。2人で6個では物足りず、追加しようかとも思いましたが、これから怒濤のラーメン祭りが始まるということで自重。後々、この判断は正しかったと思い知ります。

▲情熱醤油(650円)

 そうしてやって来た一番手は「情熱醤油」。あっさり系で魚介の風味がしっかり感じられるスープは素晴らしいの一言。既に「深愛餃子」の美味さにやられていた僕らですが、このスープで完全KO。しみじみ「これは美味いわ」と言いながら、ひたすらスープだけを飲むという。麺を食え、麺を(笑)。

 麺は細ストレートで、やや軟らかめ。スープと馴染んでツルツルと食べられます。トッピングはチャーシュー、水菜、海苔、煮玉子、シナチク、刻みネギとオーソドックスですが、玉子の上に何かかけられています。それだけつまんで食べてみましたが……うーん、わかりません。後でブログ「橋亭日誌」を見たらムール貝のあんだそうで、さすが洋食出身というアイデアですね。しかもそれがマッチしているのだから素晴らしい。

 また、トッピングの中ではシナチクがお気に入りでした。それだけでごはん食べたいレベルで、この美味いシナチクが入っているからこそ、「深愛餃子」もより美味しくなっているのだろうなぁと改めて思いました。

▲沈黙の塩(650円)

 続いては「沈黙の塩」。載せられたアサリでわかるように、こちらも魚介のコクが効いたスープとなっています。そして「情熱醤油」と同様にスープだけすすり続け、メニューの通り美味さに沈黙してしまいました。これは本当に比喩でなく美味すぎて黙ってしまうレベル。関西を含めても指折りだと思いますよ。

 トッピングはアサリの他にチャーシュー、水菜、煮玉子、刻みネギ。醤油では説明スルーしましたが、チャーシューの出来映えもよく、味付けはあっさりとしているものの、その分肉の旨みがよく感じられ、醤油でも塩でもスープにうまく合わせる、主役じゃなくて名脇役というチャーシューになっています。

 「情熱醤油」「沈黙の塩」ともにスープまで完食して、次なるラーメンの登場を待ちます。あんまり待ち時間が長いと、徹夜明け+至高のラーメンによる満腹感で爆眠タイムに突入したくなるのですが、厨房から漂う良い香りと、次なるメニューへの期待感で夢の世界に入ることなく、3杯目の登場と相成りました。

▲For you 担々麺(800円)

 やって来た「For you 担々麺」、テーブルの上から香るかぐわしい胡麻の風味が、既に2杯(量的には一人1杯ですが)食べているのに、さらなる食欲を喚起させてくれます。

 スープは胡麻の香りとコクが感じられた後に、鶏や魚介がじんわり効いてくるというもので、これまたスープだけをすすり続けました。しかしトッピングの肉味噌が、これまた美味い。自家製ラー油を効かせたピリ辛さと、肉本来の旨みが口の中で広がり、そこにスープのコクが加わるのだから美味くないわけがないですね。

▲For you 担々麺の麺リフト

 麺は細ストレートを使用しており、これが麺屋棣鄂製です。関西地区以外では初めて食べますが、スープの出来に負けぬ麺の美味さが感じられます。

▲夏季限定(8月末まで)カレーつけ麺(800円)

 最後の4杯目は「カレーつけ麺」です。つけ麺は750円でレギュラーメニュー化しているのですが、こちらはカレー風味の期間限定品ということで食指が伸びました。

 麺は棣鄂製の極太の縮れ麺で、そのまま食べても小麦の風味が効いた美味しい麺です。これに合わせるつけ汁はカレー風味なのですが、スパイシーさとともに漂うのは魚介の香りと魚醤の香り。さっと麺を半分までつけてすすってみると、カレーなのにさっぱりとした食べ口で、これまた美味い! 4杯目で腹にも相当キているので、最後にカレーはどうよ?と思っていましたが、これならあっさり食べられます。

▲カレーつけ麺のつけ汁

 麺に添えられたトッピングは煮玉子、水菜の他、自家製のキューリとパプリカのピクルス。何か赤い丸いのは写真を撮った後に友人の口の中に消えたので覚えていません。つけ汁の中にはチャーシューとシナチク、刻みネギも入っており、結構にぎやかです。

 そしてさらに凄かったのが、このカレーつけ汁のスープ割り。ダシ感がぶわっと感じられる割りスープを混ぜると、カレーのスパイシーさがまた違った味わいを醸しだし、ギリギリだった満腹中枢の値が幾分下がり、結局つけ汁も完食してしまいました。

 さあ、これでお腹いっぱい。友人とともに「ふう」と至福の一息を入れたところで、「そういえば」とメニュー冊子の一番最後のページをめくります。そこに写真とともに紹介されているのは、3種類の自家製プリンたち。「甘い物は別腹」という格言を信じ、それを3つとも追加注文してしまいました。ただ、この日は残念ながら「橋亭ぷにぷにプリン」しか用意がなく、「里いものプリン」と「静岡緑茶プリン」は食べられませんでした。まあ、正直残念というよりもホッとした気持ちがあったのは確か(笑)。

▲橋亭ぷにぷにプリン(210円)

 いやー、やっぱり甘い物は別腹ですね。というか、これもまたラーメンに負けず劣らず美味い! 程よい堅さと崩しやすさを兼ね備え、舌の上で感じる確かななめらかさ。カラメルも甘すぎず、非常に美味しいプリンでした。他の2つも食べてみたかったなぁと思いましたが、次回来る時の楽しみもとっておかないとね。

 このようにラーメン、餃子、プリンとどれを取ってもかなりレベルの高い「橋亭」ですが、さらに僕の心に響いたポイントがありました。それは店で流れるBGM。ボリュームは抑えめで、わからない人には単なるJ-POPのランダムリピートのようにしか聞こえないかもしれませんが、聞く人が聞けば「おいおい」とツッコミを入れた後にニヤリとするラインナップ。簡単に言うと、アニメ系、声優系の曲が流されているんです。

 この日最初に食べた「深愛餃子」も、声優の水樹奈々が昨年の紅白で歌った「深愛」にちなんだもの。もう、そんなところも含めて大ファンになってしまった「橋亭」。静岡は京都から気軽に行ける場所ではないのですが、かつてのホームタウンでもありますし、年一ペースでは訪れたいと思っています。

 そして何より、ラーメン文化度が低いとされていた静岡の地で、これだけレベルの高いラーメンが食べられたことに感謝したいと同時に、誇りに思います。今後もレギュラーメニューのさらなる進化、限定メニューの積極的な開発などで、静岡のラーメン界に新風を起こして頂ければと思います。ごちそうさまでした!!

 麺屋 橋亭
 静岡市葵区北安東3-18-2 地図
 054-248-1315
 11:00~14:00、17:00~21:00(スープ無くなり次第終了)、月曜定休

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Author:ルンホルム
【近況8/28】
暑さはまだまだ続きますが、高校野球も終わってツクツクボウシも鳴き始めて、だんだんと秋の気配を感じるようになって来ました。



今月は少しは休みもあったのですが、更新は出来ないままですいません。写真は8月上旬に行ってきたスカイツリーです。仕事で行った東京なので、登ることはありませんでしたが、やっぱり高かったですね。

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