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ちんや食堂 五目そば&中か丼&ギョーザ

▲江ノ電・鎌倉高校前駅。ホームから海を見渡せる駅として、映画やドラマのロケ地になることも多い。個人的には漫画「ふたつのスピカ」の印象。但しこちらの場合駅舎は極楽寺駅がモデル

 関東遠征2日目。ですがラーメンツアーをしたのは初日だけで、これ以降はグルメツアー的なことはほとんどしませんでした。友人宅で深夜というか早朝までダラダラ過ごし、昼前に起きて「テキトーに湘南あたりドライブするか」と江ノ島あたりを走り、そのまま鎌倉へ。しかし晴天の土曜日ということで人出が凄まじく大仏や八幡宮もスルー。

 とりあえず昼飯をどこかで食べようとなった時に友人が「すっげー興味を引かれるけど、怖くて一人では入りづらい店がある」と言うので、「よし、行こう!」と向かうことにしました。

 向かった先は長谷観音、鎌倉大仏など観光地ど真ん中を走る県道32号線を、北西方向へ進んだ道沿い。山の緑が多い地域に、凄まじくインパクトのある店が目に留まりました。

▲店舗外観

 その名は「ちんや食堂」。やってるかどうかさえ怪しい店構えですが、店の横にある駐車場に車を停めて中を覗くと、電気がついていたので入ることにしました。その前に、なんとも怪しい外観写真を撮影です。

▲店のいたるところにあった何かのマーク。吊された車輪に、やけに大きい鋸や鉄の歯車。何の意味があって掲げているのか不明

▲駐車場を挟んだ向かいの建物も店のものらしく、大きな手書き看板が掲げられている。また、下には変なオブジェが雑然と飾られていた

▲店舗入り口。掲げられた「与天下人作陰涼」とは禅語で、「天下の人のために陰涼(日かげ)とならん」という意味。だそうだ

 うーん、確かにこれは、一人で入るのは躊躇われますねぇ。ともあれ店は開いているようだし、意を決して入りました。

 店内は外観とはうって変わって近代的な普通の中華料理屋……なんてこたーなく、外観同様、あるいはそれ以上に変な空間でした。まず全体的に暗く、そして周囲には仏教系の美術品やら古道具やらがわんさかと並べられており、食堂というよりも古美術店といった様相。その雑然とした中、入り口左手が客席となっているのですが、テーブルと椅子が全て木をそのまま使ったものとなっており、これまたいい味を出しています。

 そんな店内に感心したり唖然としているうち、やって来たのは禿頭が清々しいおじいちゃん。「いらっしゃい」と小さな声をかけて水を出した後に(お冷やではなく、水というべきもの)、注文について特に説明することもなく厨房へと去っていきました。でもそれは無愛想とかそういう印象じゃないんですよね。何か不思議空間の主って感じです(笑)。

▲雑然とした店内の様子

▲買ってきたのか自分で作ったのか、仏教関係の様々なものが並ぶ

 色々と興味が引かれる部分はありますが、ここは食堂。昼飯を食べに来たわけですから、注文をしないといけません。メニュー表は壁に掲げられているほか、普通の食堂のような紙に書かれたものもあります。思えばその紙のメニュー表が、唯一普通の中華料理屋の色を残しているもののような気がします(笑)。

▲壁に掲げられたメニュー。やっぱりあるあのマークは仏教系の何か?

▲紙のメニュー。

 色々と気になるメニューがある中、僕が選んだのは中華丼ならぬ「中か丼」。まあ、“華”の字が面倒だったからひらがなにしただけとは思うのですが、「なかか丼」という全く別のメニューかもしれないという期待も込めての注文です。友人は「五目そば」は頼み、「ギョーザ」を取り分けて食べるよう注文しました。

 店主のおじいちゃんを呼んで注文を伝え、無言でそれをメモるとそのまま厨房へ。そして聞こえてくる中華鍋をふるう音。待つこと数分で、頼んだ品がやってきました。

▲五目そば(750円)

 まず友人の「五目そば」。白菜、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、玉ネギと野菜たっぷりですが、それ以上に肉もたっぷり入った一品でボリュームがあります。味は見た目よりもあっさりとしていたとのこと。そして一言。

 「この肉、モツだ」

 「五目そば」の肉がモツというのは初めての経験です。見た目から鶏肉かなぁと思って食べてみたところ、全く違う食感で驚いたようです。「へぇー」と頷いていると、僕の「中か丼」もやって来ました。

▲中か丼(750円)

 「あ、俺のもモツだな、これは」

 中華丼にモツ……いや、これはあくまで「中か丼」。だから肉はモツなのです。そう言えば外の看板でもモツは色々と押していました。きっと「ちんや食堂」の名物なのでしょう。あるゆるものに入るモツ肉。それは軟らかさの中に、独特の噛みごたえを与えるもので、確かに中華丼とは一線を画するものでした。

 味付けも独特で、一般的な塩系のあんではなく、なんだか甘い……異様に甘い中華あんが特徴。この甘さは野菜でもないし、モツでもないし……普通に砂糖か何か入ってるんじゃないですかね。なかなか個性的な味わいです。

▲ギョーザ(450円)

 一皿450円とやや割高なギョーザは、写真の通りかなりジャンボサイズ。普通のギョーザ2つ分くらいの大きさがあります。あんはペースト状で軟らかく(あとやっぱり何か甘い)、皮はモチッとした食感。普通に美味しかったです。

 モツが入っているのは珍しいですが、メニュー的には外観ほどの奇妙さはなく、ホッとしたような残念なような(笑)。しかしやっぱり気になるのは、この店構えと並べられた古美術類。支払いの時に、壁にあった一枚の古写真をきっかけに再度話しかけました。

 「これ、かなり古いですよね。写真の中に『ちんや食堂』って看板がありますけど、かなり前からやってはるんですか?」
▲店にあった一枚の古写真

 「あー、ワシは今年で80になるんですけれど、これはその頃、80年くらい前に私の親がやっていた頃の写真ですねぇ。当時は長谷観音のあたりに店があったんですよ」

 店主のおじいちゃんが、そう教えてくれました。「はあ、なるほどー」と感心し、そして本題の質問へ。

 「それで、この店にいっぱいある古美術類は、どういったものなんですか?」

 しかし、その質問には笑顔を見せつつも、無言を貫いて厨房へ消えていくおじいちゃん。え、秘密なんですか? 聞いてはいけないことだったんですか? うーん、謎ばかりが残った「ちんや食堂」。再び鎌倉へ来ることがあれば、また訪れて謎の真相に迫りたいと思います。ごちそうさま!

 ちんや食堂
 神奈川県鎌倉市常盤404 地図
 0467-31-8256
 11:00~18:00 日曜、第1・3月曜定休

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コメント

本当に「謎」ですね。とくに奇をてらっているようでもなさそうですし。古写真も味を添えています。しかし、世の中にはいろいろな店があるんですねー。
2010/06/21(月) 17:28:29 | URL | かえで #-[ 編集]
謎が謎を呼ぶ。
>かえでさん
そうなんですよ。これだけ変な雰囲気、変な空間を作っているのに、奇をてらってるとか、わざとらしさというのがないんですよね。だから興味本位で一回訪れた程度では、謎だけが残って余計に興味が引かれてしまうという感じです。
こういうお店探訪も楽しいですよね。
2010/06/21(月) 23:34:25 | URL | ルンホルム #GCA3nAmE[ 編集]

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【近況8/28】
暑さはまだまだ続きますが、高校野球も終わってツクツクボウシも鳴き始めて、だんだんと秋の気配を感じるようになって来ました。



今月は少しは休みもあったのですが、更新は出来ないままですいません。写真は8月上旬に行ってきたスカイツリーです。仕事で行った東京なので、登ることはありませんでしたが、やっぱり高かったですね。

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