ラーメン池田屋 ラーメン小・野菜ちょい増し
![]() |
▲店舗外観 |
この3月に一乗寺にオープンしたラーメン店「池田屋」へ行ってきました。訪問前の下調べで、ここが二郎インスパイア系のラーメン店と知り、それなりの覚悟を持っての訪問です(笑)。
訪れたのは土曜日の午後10時過ぎ。超人気店「高安」の真向かいという立地ですが、長蛇の列を作る高安に対して、こちらは訪問時は他の客はゼロ。とはいえ、それもエアポケット的なものだったようで、友人と共に僕が席に着くと立て続けに来店があり、あっという間に満席になっていました。
店は入った右手が厨房があり、それを眺める形でカウンター席が8席ほど並ぶレイアウトで手狭な印象。入り口すぐ右の券売機で食券を買って注文する方法は、すぐ近くの二郎インスパ店「ラーメン荘 夢を語れ」と同じです。ラーメンメニューは麺180gの「プチ」と麺300gの「小」と、500gの「大」。「小」「大」にはチャーシュー増しの「豚」があります。このあたりのシンプルさも二郎系らしいですね。
しっかり腹を空かせてきた僕は当然「大・豚」で……といきたいところですが、デフォの量が分からず不安なので、とりあえず「小」で様子見。このあたりの慎重さは、30を超えて生まれたものですが、何か負けた気がしないでもない(笑)。なので、食券を渡した後に気付いた「義援金トッピング」の生卵を追加しました。
![]() |
▲義援金トッピングの貼り紙 |
これは、このトッピングで支払われた全額を、東日本大震災の義援金に充てるというもので、出した100円玉は店主さんが「それじゃ義援金として頂きますね」と、お椀に入れられた生卵と交換で義援金ボックスにチャリンと入れられました。
![]() |
▲ラーメン小・野菜ちょい増し(700円) |
ラーメンは二郎系なので出てくる時に「ニンニク入れますか?」のコールが入ります。今回は翌日が休みだったので、遠慮することなくニンニク有りにしてもらい、野菜はちょい増しでお願いしました。「お残し厳禁ですけど、大丈夫ですか?」と訊かれますが、ちょい増しぐらい平気です。むしろ、初訪から「増し増し」と言わないヘタレな自分を責めたいぐらいです。
ちょい増しされた野菜を持ったラーメンは、写真のような感じ。まあ、もやしは山盛りマウンテンとなっていますが、ちゃんとラーメンの体を為しているので問題ありません。野菜はキャベツの割合が、幾分他店より多い印象です。たまたまなのかデフォなのかは不明ですが。
![]() |
▲自家製の極太麺 |
麺は自家製の超極太麺で、なかなかの噛み応え。しかし硬いというわけではなく、スープによく馴染む美味しい麺でした。スープはかなり白濁で、「夢を語れ」などと比べるとまろやかさを感じます。野菜の水分が出る後半は、あっさりとは言いませんが普通のラーメンのような味わいで、濃いのがいい方は脂多目などとコールしたほうがいいかもしれません。
野菜は先述の通り山盛りですが、ちょい増しと思えば少なくない量。普通に「増し増し」と頼んでいたら、かなりヤバイことになっていたと思われます。チャーシューは、子どもの拳大のものがゴロリと2つ、野菜の下に隠れており、さらに盛られたかすに肉と共に、相当なボリュームとなっています。麺よりも野菜よりも、このチャーシューのボリュームに圧倒されました。いや、麺500gは対処出来ても、このチャーシューが倍ほど乗る「豚」は、ちょっとキツイと言わざるを得ません。
チャーシュー自体は醤油ダレの味がよく染み込んだもので、麺とも野菜ともうまくマッチング。でも、やっぱり2つ目の後半は、噛む顎が疲れるくらいのボリュームでした。
![]() |
▲生卵ですき焼き風に |
義援金トッピングの生卵は、一緒に出てきたお椀に落としてよくかき混ぜ、ラーメンをすき焼き風に絡めて食べました。いつもの二郎系とは違うまろやかな味わいが楽しめ、これはこれで良かったです。次も卵があれば、またやってみたいですね。
しばらく二郎系自体を食べていなかったので、久々にそのボリュームと味を堪能できました。スープの味、麺の食感とも「夢を語れ」とは違うものがあるので、二郎系という範疇の中でもそれなりに住み分けが出来るんじゃないかなーと思うのですが、どうでしょう。二郎系=爆食系という単純なカテゴライズだけだと、やっぱり両立は難しいのかな。とりあえず、また時間を空けて再訪したいと思います。ごちそうさま!
ラーメン池田屋
京都市左京区高野玉岡町33-9 地図
平日11:00~14:00、18:00~24:00、日祝11:00~14:00、18:00~22:00 不定休
コメント
コメントする
このエントリーのトラックバックURL
これがこのエントリーのトラックバックURLです。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このエントリーへのトラックバック
| BLOG TOP |