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滋賀県立琵琶湖博物館 琵琶湖の歴史、生活、生物たち 滋賀県の本気を見た!

▲プレート

 「九州雄」を出た後、本来なら「白頭鷲」とハシゴするつもりだったのですが、丼に替玉までして腹一杯になったため、「それじゃ近場で遊べそうなところ行くかー」と向かったのが、そこから車で10分ほどの琵琶湖畔にある「滋賀県立琵琶湖博物館」でした。一応、家を出る前にスポットとしてチョイスしていたのですが、これが意外なほど楽しい場所でした。

▲入り口付近の外観

 遊びに行くスポットとしてネット検索したのがこのページだったため、すっかりB級的(ナイトスクープのパラダイス的)なものだと思い込んでテンションを上げて来たのですが、行ってみると駐車場はいっぱいだし、ロビーには親子連れを中心にたくさんの観光客がおり、「あれ、普通に観光スポットやん」と拍子抜け。いや、そう思ってしまう僕らがおかしいのですが、それはともかく入館料750円を払って入りました。

 案内に従い、入り口右手にあるエスカレーターで2階に上がると、まずはA展示室へ。ここは「琵琶湖の生い立ち」をテーマに、地質学的に琵琶湖の成り立ちをアプローチしています。琵琶湖周辺の断層模型でその成り立ちを紹介し、発掘された様々な化石も展示。古代象の「ミエゾウ」の復元模型には圧倒されます。

▲ミエゾウの復元模型。下をくぐることも出来る

 博物館建設時のボーリング調査の様子も実寸大の模型で説明していました。

▲ボーリング調査の様子を再現

 この横にはプレハブの調査室も復元されており、さらに作業着・ヘルメット・長靴で調査団のコスプレも可能。試しに友人が着て記念撮影してみましたが、30代のおっさんがそれを着ても、別にいつもの格好やんというだけでした……。

 そうして化石の解析調査の様子などの展示を見て歩いていると、おもむろに下写真のようなものが置かれていました。

▲おもむろに置かれたバケツ

 
「ぜったい開けるな」

 バケツのふたにマジックで書かれた言葉には、妙な臨場感があります。しかし、置かれていたのは化石標本を作る過程を紹介する展示スペースの一角で、このバケツも展示品のひとつであると考えられます。であれば、「絶対あけるな」というバケツを展示しているだけで、本質的に絶対開けてはいけないというわけではないのではないか、とも考えられるわけで、それならば別に開けちゃっても大事無いんじゃないかなーむしろこれはダチョウ倶楽部的な「開けるなよ、絶対開けるなよ」というノリなんじゃないかとも思えるわけで……。

 実際、開けてみることはなかったんですが(大人としての自制心がそうさせたけど、中学生ぐらいまでだったら絶対開けてたと思う)、開けたらどうなったんですかね。友人とは「ビックリ箱的なオチ」「警報ベルが鳴る」といった予想や、逆に「よくぞ開けた。その探究心が科学の発達につながる」といった肯定的なメッセージが出てくるとか想像して楽しんでましたが。

 琵琶湖の成り立ちを学ぶA展示室を出ると、続くB展示室では「人と琵琶湖の歴史」をテーマに人が琵琶湖とどのように関わってきたかを学ぶスペースになります。周辺の遺跡から発掘された土器から、稲作、水運の始まり、古代の勢多(瀬田)橋の実寸模型、琵琶湖の漁などが詳しく紹介されています。

▲琵琶湖大洪水の様子を示す展示

 展示室の最後には1896(明治29)年9月に起きた琵琶湖大洪水の様子を紹介するコーナーもありました。写真はその時最大約4メートルも水かさが増したという記録から、4メートルがとのくらいなのかを表したものです。普段なら「へぇー」で終わるところですが、東北地方を大津波が襲った直後にこの展示を見ると、その自然の脅威を改めて思い知らされます。

 続いてはC展示室。こちらは「湖の環境と人々のくらし」をテーマに、現在進行形の水質問題や、その取り組みについて紹介しています。

▲戦後から現在までの風俗がわかる展示

 しかし、展示室に入ってまず圧倒されるのが、昭和30年代から現代までの文化・風俗が時代順に並ぶスペース。その時々に流行した映画、ベストセラー小説、おもちゃなどが所狭しと並んでいます。それらの下には時代ごとの洗濯機、テレビ、冷蔵庫、電話などの家電が展示されており、その進化がよくわかります。

 80年代の展示品は懐かしく感じましたが、隣の90年代には「あれ、最近じゃね?」との感想。その隣に既に00年代があるのに気付き、自分がいかに年をとったか思い知らされました。00年代の風俗を紹介するVTRに、2003年の阪神優勝シーンがありましたが、それってもう8年前なんですね……。

▲昭和30年代の食卓

 風俗・文化の展示ということで、展示室内には昭和30年代の滋賀県内の住宅を再現したセットもありました。手回しの洗濯機が置かれた納屋や鶏小屋、そして母屋はちょうど夕食時。ちゃぶ台に並ぶおふくろの味に、白黒テレビがいい味を出しています。友人に座ってもらって写真を撮りましたが、テレビを除けば2011年の風景と言っても特に違和感がありません。というか、「子どもの頃の実家ってこんなんだったよね」とも。いや、僕らが子どもの頃って、もう30年くらい前だから……(笑)。

 その後は琵琶湖の水質汚染の話など。公害という程ではありませんが、いかに琵琶湖が汚されてきたかという話題は、重いけれどしっかり受け止めなければなりません。が、その展示物が、なんと言うかリアリティに過ぎるのは、どうなんだろう(笑)。

 家庭の水場ごとにどんなものが琵琶湖に流し込まれているかを表す模型があるのですが、洗面所は雑巾やガーゼ、更に髪の毛まで再現。炊事場は様々な食べ残しが「本物じゃね?」という精巧な模型で再現されています。極め付けはトイレで、う○ちがすごい再現度で多数展示されています。

▲琵琶湖に流れる汚物の模型

 本来的にグルメブログであるここでは、さすがにモザイクなしでの掲載が憚れるレベルでした。これに限らず、博物館のジオラマやレプリカは非常に精巧でよく出来ているのですが、ひょっとしたら海洋堂あたりと提携してたりするのかな。

 さて、これまで3つの展示室を見て来ましたが、琵琶湖博物館の魅力はこれで半分。ここまででも大満足なのですが、さらに驚きのクオリティを見せ付けるのが、別館となる水族展示室です。琵琶湖に生きる淡水の生物たちを中心に、世界の淡水湖に住む様々な生物を展示しています。

▲琵琶湖のコイやフナ

 まずは挨拶代わりに琵琶湖のコイやフナ。コイはかなり大きいですね。隣を歩いていた親子連れが「えらい地味な魚ばっかやなー」と言ってましたが、確かにその通り(笑)。しかし、ここはまだ入り口。これから琵琶湖博物館の、滋賀県の本気を見せ付けられるのです。

▲水槽トンネル

 入り口すぐに始まる水槽トンネルは、水深6メートル、総水量400トンの巨大なもので、魚が泳ぐのを見上げて見ることが出来るもので、すげぇの一言。まあ、泳いでるのは地味な魚ばかりなんですが(笑)。

 展示の素晴らしいところは、水槽トンネルを出たところで、その構造なども分かりやすく説明しているところ。厚さ16センチのアクリル板で作っているとか、「へぇー」ボタン連打です。

 水槽トンネルの後には、ビワコオオナマズの水槽もありました。泳いでいるのもバッチリ見えましたが、夜行性のため水槽は暗く、デジカメで姿を撮ることは出来ませんでした。撮ってはみたんですが、ただの真っ暗な写真。

▲鮎の群れ

 その向かいには鮎の群れが煌びやかに泳いでいて、こちらも圧倒されました。この鮎たち、育ったら塩焼きにして売店で出したりするのかな。

 その後も様々な淡水魚、あるいはカエルやオオサンショウウオなどの両生類、飛来する鳥類などが多数展示されていました。生態がよくわかる、自然の状態に近い展示で、見ていて本当に飽きませんでした。ただ、全体的に暗いので写真の方はうまいこといかなかったです。

 そうして水族展示室も終わりに近づいたところで、なんとなしにトイレに行ったのですが、ここでまたもや驚かされます。滋賀県の本気を見せ付けられます。

▲トイレの中に展示スペースが!

 小便器の向かいの窓から泳ぐ魚がチラホラ。その横には「ニジマス」の説明プレートが。まさかこんなところにまで展示スペースを作ってしまうとは……琵琶湖博物館、すげぇぜ。

▲こんなところで展示されるニジマスさん……

 しかしこうなると、気になるのが女子トイレの様子。男子トイレのニジマスと同じく、やはり女子トイレでだけ観察できる生き物がいるのではないかと探究心に胸がときめきますが、さすがに、ねぇ? 誰かレポあれば教えてください。

 こうして約2時間、かなり楽しく堪能した琵琶湖博物館ですが、実は周囲にも色々と魅力的な施設があるのです。来たときから気になっていた巨大な風車の方へ歩けば、「草津市立水生植物公園みずの森」へと続きます。が、なんか道が整備されてない上、雨上がりで草地がゆるゆる。

▲博物館から草津市立水生植物公園みずの森へ向かう風景

 なんだか風景もRPGのワールドマップっぽいし、モンスターとエンカウントしてもおかしくない感じ。

▲違和感ないよーな

 そういう意味ではワクワクさせられましたが、夕方までに京都に帰らねばならない用事もあったので途中で引き返しました。

 それにしても、本当に楽しませてくれました。大人が来ても十分に面白いし、子どもが来れば、色々な刺激を受けて良い経験になるんじゃないかな。750円の入場料は、お得過ぎると思います。もう一度くらいは来てみたいですね。

 滋賀県立琵琶湖博物館
 滋賀県草津市下物町1091 地図
 077-568-4811(代表)
 9:30~17:00(入館は16:30まで)、月曜休館(祝日は開館)、年末年始休館

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コメント

お久しぶりです!

こんな面白いミュージアムが、お隣滋賀県にあるとは知りませんでした。今度京都に帰ったらぜひ行ってみたいです。

それにしても「ぜったい開けるな」、なんなんでしょうねー。意図的なんでしょうが(見学者が立ち入れる所にあったんですよね。でも、こっそりとあったとか)、この発想すごくいいですよね。私は推測3「よくぞ開けた」に一票です。

2011/03/29(火) 17:41:09 | URL | かえで #swS.pImU[ 編集]
こんにちは。
琵琶湖博物館、私も大好きで何回か行きました。床に近畿の航空撮影写真が敷きつめてあるところで、我が家を探したらちょうど目地だった〜という思い出があります。
でもトイレは行ったことなかったです!見てみたい!
2011/03/29(火) 21:45:07 | URL | チエゾウ #-[ 編集]
冨江家
ルンホルムさん、こんばんわ〜 まだ仕事ちゅうのボクです(笑)
10年程前まで滋賀県で仕事しておりましたので、琵琶湖博物館は15年前の開館からいまだに年2回ペースで行ってます。
最初の頃は入館したらシールを胸に貼って入館の証としておりましたので、デートで行く時は女の子の胸に『入館シール貼ってあげるぉ』ってパイオツさわれるNICEな博物館でしたが最近は入館シール廃止されました・・・残念
なかでもお気に入りは冨江家です。毎回毎回そこはお前の自宅かよって位にくつろいじゃってます。TVはハリボテですが古いアメリカドラマや東京オリンピック?映像流してますんでノスタルジックです。
樽風呂は五右衛門風呂式で、ボク幼少期に八日市で同じ風呂に入った記憶があります。隣の和室は勉強もできそなお庭の見える良いお部屋でスゴクいい感じです。ボク的にはオールナイトニッポンを朝まで聴きながら受験勉強したいです。
毎回訪れても冨江家だけが目的なので必ず1時間はゆっくりします。

琵琶湖下流には「南郷水産センター」がありますのでオススメです。15年位前にナイトスクープで紹介されてからひとしきりブームでした。めっちゃコワイ ジェットコースターありますよw

琵琶湖湖周道路の壱号線200m手前位、琵琶湖沿いに漕艇場があり、その建物隣接している食堂もオススメですよ。
2011/03/30(水) 00:23:25 | URL | グリーンリーフ #gn9ZG4go[ 編集]
お久しぶりでーす!
>かえでさん
僕も調べるまで存在を知りませんでした。
一日じっくり楽しめるので、是非行ってみてください。
京都からだと車で一時間くらいかな。

「ぜったい開けるな」、答えが気になりますよねぇ。
展示スペースの一角に普通に置かれているので、その気になれば蓋を開けるのは簡単なんですが、さてさて。
僕も推測3だったらいいなぁって思います(笑)。
2011/03/30(水) 01:01:01 | URL | ルンホルム #M.bMaQJU[ 編集]
いいですよね、琵琶湖博物館。
>チエゾウさん
チエゾウさんもお久しぶりですねー。
お元気でしたか?

琵琶湖博物館、何度か行ってみたくなる魅力的なところですよね!
航空撮影写真、僕も自分の家とか会社とか探してしまいました。文字や地図記号などが全くないので、川の形や大きなランドマークだけを目当てに探すのは大変ですが、それだけに面白いですね。

トイレ内の展示スペースは、本当に驚きでした。
個室にあんなのがあったら、ずっとゆったり眺めてしまいそうです(笑)。
2011/03/30(水) 01:06:18 | URL | ルンホルム #M.bMaQJU[ 編集]
お疲れ様です!
>グリーンリーフさん
日付も変わってますが、まだお仕事中とはご苦労様です!
いつもより少しテンション高めなコメントなのは、疲れからくるナチュラルハイってことなんでしょうか(笑)。

冨江家は、ちゃぶ台テレビの写真のところですかね。
確かにあれはくつろげます。僕の実家はもう少し近代的でしたが、祖父母の家はそんな感じでした。懐かしさも感じました。僕らの時はアメリカドラマをやっていて、それも良い演出でしたね。
ああいう環境だと、他に誘惑するものがないので勉強も捗るのかなぁ、なんて思いますが、それはそれで脱線する要素を見つけて勉強しないんでしょうね(笑)。

「南郷水産センター」もB級スポット好きとしては、いずれ行ってみたい場所です。
それではお仕事、頑張ってください!
2011/03/30(水) 01:14:47 | URL | ルンホルム #M.bMaQJU[ 編集]
おお、琵琶湖博物館!
ここは楽しいですね〜。
ブラックバスは食べました?

ツレ曰く、女子トイレに水槽の窓はないそうです。

あ、この前言った我那覇さんの限定CD、今度針行くときに持って行きます(会場限定50枚だったので、もう手に入らないかと…)
2011/03/31(木) 00:05:20 | URL | ショウセイ #-[ 編集]
みなさん行ってるんですねー。
>ショウセイさん
レストランには行かなかったんですよね。ブラックバスがあるのなら、行っておくべきでしたね〜。ブログ的にも。
女子トイレにはないんですね。まあ、水槽を掃除することもあるわけだし、当然といえば当然か。

我那覇さんの限定CDはありがとうございます! 50枚って、激レアですね!
2011/03/31(木) 19:18:23 | URL | ルンホルム #M.bMaQJU[ 編集]

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