Spa Spa Spicy Curry(スパスパスパイシーカレー) スパイシーチキンカレー
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▲店舗外観 |
十三の個性的なカレー店「Spa Spa Spicy Curry(スパスパスパイシーカレー)」へ行ってきました。しばらく行ってないなぁとは思っていたのですが、ブログを見返すと2月下旬以来なんですね。約4ヶ月のご無沙汰です。
訪れたのは平日の午後6時前。通し営業なので問題なく入れます。店にはまだ他の客はおらず、入るとマスターに「お久しぶりですね」と笑顔で言われました。席に着いて、いつもは迷う注文を即断し「スパイシーチキンカレーお願いします」と一言。即断したのも当然で、このメニューをもってレギュラーメニュー全制覇となるからです。
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▲スパイシーチキンカレー(800円) |
うーん、盛り付けからして素晴らしいですね。黄色いターメリックライスの上に、トマトベースの赤いルーがかけられ、炒めたシシトウの緑が3本鮮やかにラインを引いています。山の頂には鶏肉が盛り付けられ、パラリとかけられた胡麻が個性的です。
「スパイシーチキンカレー」は、6種類あるメニューの中で最も辛い「5辛」表記となっています(辛さはスパスパ独自基準)。次に辛いのがポーク、シュリンプ、キノコの3辛なので、かなり突出した辛さであることがわかるでしょう。一口食べると、確かに辛いです。悶絶するようなことはありませんが、辛いのが苦手な人は遠慮した方がいいくらいの辛さではあります。
しかし、辛い以上に美味いと思わせるのがスパスパの技量。トマトは形こそ残っていませんが、その酸味はしっかりと効いており、煮込まれた豆類ともベストマッチです。
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▲鶏肉 |
メイントッピングとなる鶏肉は表面がカリッと焼かれており、噛めばその旨味がしっかり染み出てきます。ルーと混ぜ合わせて食べると「やっぱりトマトベースのカレーにはチキンが合うなぁ」と思わされます。じんわり額に浮き出た汗は、やがて滴となって頬を伝わるほどになりましたが、その汗を拭く間も惜しいくらい、ガツガツと一気に食べ切ってしまいました。
食べ終わった後は、いつも通りマスターとグルメ談義。この時は、マスターが高速1000円が終わる直前に行ったという、香川県へのうどんツアーの話と、「なんか面白そうだったんで」と買ったメガ盛り店特集の雑誌をネタに小一時間話していました。あの店はどうだったとか、この店は行ってみたいとか、そんな楽しい時間を過ごしたのですが、問題が1つ。
18~19時という時間帯にも関わらず、客が誰も来ねぇ!
「まー、昼はたくさん来てくれるんですけどね。夜はこんなもんですよ」とマスターは言いますが、やっぱり惜しい。絶品カレーの数々、いまにきっと大人気店になると踏んでいるので、いまのうちに食べに行くのが吉と思います。狙い目は夜営業ですよ!
あと、最近は限定メニューも時々やっているようです。少し前にはソーセージカレーみたいなのをやっていたそうで、「近いうちにアサリを使ったカレーを出すつもり」とも言ってました。次からは2周目に入るわけですが、限定メニューも抑えないとね。ごちそうさま!
Spa Spa Spicy Curry
大阪市淀川区十三東3-25-9 地図
06-6886-8535
月・火・木・金・土11:30~21:00、水・日11:30~14:30 第1・3月曜定休
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キッチンTomoya 鱧と梅肉のオムライス
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▲店舗外観。左端のタオルはいつも干してるなぁ |
久しぶりに天六のオムライス専門店「キッチンTomoya」へ行くことが出来ました。この日はたまたま天六近くで仕事があったわけですが、そうでもないと最近はなかなか行くことが出来ません。店に入ると、マスターに「久しぶりやなぁ」と声をかけられましたが、なんか毎回来る度に言われている気もします。前回は昨年10月に「マツタケオムライス」を食べた時で、結局この冬は「牡蠣オムライス」を食べ損ねたのが悔やまれます。僕はここの季節メニューで、その変わり目を実感しているところがありますからね。
そんなわけで久々の訪問で食べてきたのは、季節メニューの「鱧と梅肉のオムライス」です。
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▲鱧と梅肉のオムライス(1000円) |
いきなり中身を広げていますが、鱧がどれかはちょっとわかりにくいですね。米でもキノコでもない、なんか大きな塊が鱧で、あと梅は見えてません。って、写真の意味ないなー。
しかし味は折り紙付き。淡白な味わいの鱧に、バターや調味料の旨味が程よく染みこみ、半熟気味の卵の食感ともよく合います。梅は潰したものが“種ごと”入れられているのは去年同様。食べにくいというか、油断してガリッといくと危険というか、そういう特徴はあるのですが、梅の酸味は鱧とも、そしてオムライスともしっかりマッチしています。
久々の訪問で、食べ終わった後も長話をしてしまいましたが、適度にいい加減なマスターとの会話は、やっぱり癒されます(笑)。今度来るのも、また松茸が香る頃になるのかなぁ。ごちそうさま!
キッチンTomoya
大阪市北区天神橋7丁目5-23 渋谷ビル1階 地図
06-6351-0135
11:00~15:00、17:00~22:00(日祝は21:00まで) 不定休
焼肉 丑乃匠 カルビスープ定食
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▲店舗外観 |
国道2号線の出入橋交差点からすぐ南のところにある焼肉店「丑乃匠」でランチを食べて来ました。店に入ったのは平日午後1時半ごろで、焼肉テーブルが並ぶ店内は半分ほどの入りでしたが、僕が来てからまた混み始め、途中から相席になる状況でした。
ランチメニューは「焼肉定食」「石焼ビビンバ」など数種類があり、その中から選んだのは「カルビスープ定食」でした。
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▲カルビスープ定食(900円) |
待つこと数分でやって来た定食。メインは野菜もたっぷり入ったカルビスープです。玉ネギ、シイタケ、エノキダケ、ニラの中に、結構大きなカルビが軟らかく煮込まれていました。アツアツなので初めは辛さも強いかなと思いましたが、冷めてきてからの感覚だと、控えめなイメージです。
小皿で添えられたキムチは辛さとともに、甘さというか旨味を感じさせるもので美味しかったです。
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▲カルビ |
カルビの量は多いとは言えませんが、1つ1つが大きく、そして軟らかくジューシーなのが印象的。スープ自体に旨味も伝わっており、ごはんが進みます。ちなみにごはんはお代わり自由でしたので、1度利用させてもらいました。相席した人が食べていた焼肉弁当も良さげでしたので、また来てみたいと思います。ごちそうさま!
焼肉 丑乃匠
大阪市福島区福島1-4-41 地図
06-6451-2989
月~金11:30~14:00、17:00~22:30、土17:00~22:30、日祝17:00~22:00 無休
らーめん屋 段七 梅三小路店 塩らーめん+半チャーハン
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▲店舗外観 |
JR大阪駅から西梅田方面へ抜ける「梅三小路」にあるラーメン屋「段七」へ行ってきました。向かいにあるソフマップに行くため、前はよく通っていたのですが、入店したのは初めてのことです。
人通りの多いところにあるため、ランチタイムは外待ちになっていることも多く、それ以外の時間もよく繁盛しています。僕が訪ねたのは日曜日の午後9時過ぎでしたが、テーブル席を基本とした店内は、ほぼ埋まった状態でした。
メニューは醤油、塩といった定番ラーメンの他、つけ麺や、チャーハンや唐揚げなどのサイドメニュー、それらをセットにした定食メニューと豊富なラインナップ。今回は「塩らーめん」に半チャーハンがついたセットを頂きました。
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▲取り放題のキムチとシナチク |
店の真ん中あたりには、取り放題となっているキムチとシナチクの皿が置かれています。梅田周辺にはこのシステムをしくラーメン屋が複数ありますが、店名は違えど看板の表記やメニュー表などに共通点があるので、経営母体は同じなのかも。
キムチは辛さ控えめのあっさり系、シナチクも味は薄いので、単体でつまんで食べるよりもラーメンのトッピングで入れるのがいい感じです。
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▲塩らーめん(単品630円) |
やって来た「塩らーめん」は、あっさりとした鶏ガラ系スープで、トッピングに鶏つくね団子も載っています。他、チャーシュー、ホウレン草、ネギが、丼を覆うように盛られています。
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▲中太ストレート麺 |
麺はツルツルとした喉越しと、コシを感じさせる中太ストレート麺。あっさり系のスープとよく合っています。
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▲半チャーハン |
半チャーハンは、半分と言いつつ量はそこそこあります。ラーメンとのセットで780円という値段は、場所を考えればかなり良いコストパフォーマンス。ちなみにランチタイムはワンコインセットもやっており、人気を集めています。つけ麺もオススメのようなので、また食べに来たいですね。ごちそうさま!
らーめん屋 段七 梅三小路店
大阪市北区梅田3-2-136 梅三小路内
06-6454-9056
11:00~23:00 無休
天ぷら 食事処 みずなぎ 宮崎地鶏すき鍋ほか地鶏祭り、〆は天茶
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▲芋焼酎みずなぎ |
「ルンさん、これ飲んでや、これ!」
言われて出された瓶に書かれた文字は「みずなぎ」。いつにも増したドヤ顔を見せるのは、当然ながら京都市南区唐橋にある「みずなぎ」の大将です。6月某日、最近恒例になりつつある、友人との月1のみずなぎ美味いもん小宴会の席での話です。
正直、酒は語れるほどには飲まないし、違いもよくわからないのですが、この日のメニューは久々の宮崎地鶏づくしで、それとよく合う酒だったのは確か。もっとも、この後で「百年の孤独」をジョッキでロックという無謀な飲み方もしていたので(大将がそう注ぐんだもん)、あんまり記憶にないというのも確かですが。
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▲宮崎地鶏の鶏刺身 |
料理のトップバッターは鶏刺身。レバーやズリ、ササミはもちろん、モモやムネもそのまま食べられる新鮮さ。この後は鶏すき鍋になるのですが、そこに使う肉まで胡麻油付けて食べてしまうのは前回同様。それくらい美味い鶏なんです。
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▲ヨコワの刺身 |
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▲刻んだ山芋とナメタケ |
前菜として出てきた2品。どちらも酒のアテとしてサイコーです。ちなみにこの時点ではまだ芋焼酎「みずなぎ」は出ておらず、生ビールでやってました。
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▲せせりの山葵マヨ串 |
続いてせせりの山葵マヨ串が出て来ましたが、これがもう絶品。淡白な味わいながら、鶏の旨味はしっかり含んでおり、そこに山葵のアクセントとマヨネーズの絶妙な酸味がしっかりとマッチ。1人1本だったのですが、もう3本くらい食べたかったです。
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▲鶏ホルモン |
メインの鍋に入る前に、鶏ホルモンを塩コショウだけで焼きました。これが脂をたっぷり出して、ジューシーな美味さ。思わず白ごはんを頼みそうになりましたが、この後の事を考えて自重。コリッとした部分、キュッキュッと噛み応えのある部分、その食感の違いも美味しさの1要素です。
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▲鶏すき鍋 |
そしてメインの鶏すき鍋。この後は大皿2枚分の鶏、同じく2枚分の野菜をワッシワシと食べ尽くしていったわけですが、おかげで鍋の写真は第一陣が出来上がる直前の、この写真しか撮っていませんでした。その後はひたすら食うべし、食うべしな時間(笑)。
さすがに〆に天丼は無理だと思っていたのですが、大将が「違う丼を用意している」というので、それがボリューム的に控えめだということを確認して頼みました。そうして出てきたのが下写真。
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▲天茶 |
ごはんに天かすを載せ、刻み海苔と山葵とカイワレを添え、お茶をさっとかけた「天茶」です。かき揚げ天を刻んだものをとも考えていたようですが、天かすだけでも十分に旨味が広がっていきます。かけているのは最初は出汁かと思ったのですが、本当にただのお茶だそうで、この旨味は天かすだけから染み出しているわけですね。
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▲メロン |
最後はデザートとしてメロンが出ました。腹一杯で一切れ食べてダウンしている友人を尻目に、なんか半分くらい食べてた気がします。まあ、甘いものは別腹ですよ。
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▲女性向けメニューも開始 |
そういえば「女性には多すぎる」という声もあった看板メニューの天丼に、女性向けのミニサイズが出たようです。ただ、実際にそれを見た友人曰く「それでも普通の店の天丼よりも大きい」ということでしたので、あくまでミニという表記は相対的なものと理解して注文して下さい(笑)。まあ、大将曰く「最近は女の子でもあの天丼をペロッといく子が増えたけどね」とのこと。量より何より、美味しいから当然と言えば当然ですが。今回も美味しい料理の数々、ごちそうさまでした!
天ぷら 食事処 みずなぎ
京都市南区唐橋南琵琶町22-3 地図
075-681-6158
10:00~22:00 月曜定休
珈琲屋 夢(ドリーム) ホットドッグセット
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▲阪急西宮北口駅 |
「麺処ばっは」と「長寿饂飩つるかめ」を回って再び戻ってきた阪急西宮北口駅。東西に神戸線、南北に今津線がクロスするターミナル的な駅で乗降客も多く、それは様々なドラマを生む場所にもなりやすいということです。最近では有川浩原作の「阪急電車」の舞台となり、春に公開された映画のロケも行われました。この時も駅構内のあちこちに、出演者のパネルや映画のポスターが掲示されていました。
西宮北口が舞台となったといえば、アニメでは2000年代最大のヒット作と言っても過言ではない「涼宮ハルヒの憂鬱」も同様です。主人公たちの通う高校のモデルは1駅隣の夙川から甲陽線に乗った先の西宮北高校ですが、イベントなどの待ち合わせ場所として西宮北口駅は何度も登場しました。上写真の北西口は、まさにそのシーンの背景でよく出てきた場所です(工事があったので2006年の放送当時と少し変わっていますが)。
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▲店舗外観 |
そして劇中、主人公たちが日常的に使う喫茶店が、北西口から3分ほど歩いたところにある喫茶店「珈琲屋 夢(ドリーム)」をモデルにした店でした。外観から内装まで、ほぼ同じものが劇中背景として登場し、2008年に放送された第2期では物語の重要な鍵となるシーンで繰り返し出てきたので、一躍ファンの間では有名な店となりました。僕も一度は行ってみたいと思っており、今回、腹休めを兼ねて少し立ち寄ってみることにしました。
店は奥にも広く、喫茶店としては広い部類に入る大きさです。入って右手がカウンター席となっており、他はテーブル席が並んでいます。土曜日の午後2時半頃の入店でしたが、半分くらいの席は埋まっており、落ち着いた雰囲気によくマッチした、年配の方が多い印象でした。
左手奥の席に座り、さてコーヒーでも頼むかと思いましたが、ここもブログに載せるんだったら、何か食べ物も食べないとなーという考えが過ぎり(全く食べ物が出ない旅日記エントリーもあるので、その懸念は今更なんだが)、ホットドッグのセットを頼みました。まあ、冷麺とうどんを1杯ずつ食べた後だけど、それくらい大丈夫でしょ。
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▲ホットドッグセット(700円) |
しばし待ってやって来たのが上写真のセットです。写真で見ると大したことない感じですが、割とボリュームあります。というか、全体的に大きいです。飲み物はアイスティーを頼んだのですが、ますせグラスが大きいです。ホットドッグは長いウインナーソーセージを軽く焼いたパンで挟んでおり、ソーセージの下に粒マスタードとケチャップが敷かれています。ソースが少なめで、ソーセージの肉の味をしっかり堪能できる作りですね。
そして侮れないのが奥にあるサラダ。これ、写真では伝わりませんが、かなりの量が盛られています。千切りにされたキャベツとレタスと、若干のパプリカなんですが、トンカツ屋のキャベツでもこんなに盛らないだろうってくらいの量です。実は当初、「ホットドッグセットで700円て高くね?」と思ってたのですが、サラダを含めた全てのボリュームを考えたら、むしろ安いかもというくらいに思いなおしました。
それから、喫茶店としての雰囲気がかなり良いです。席がゆったりとしているところ、照明も落ち着いており、店員さんや客層にも一定の品が感じられます。近くにあったら、ここで文庫本をじっくり読んで休日を過ごしたいと思う、そんな空間です。となれば、「涼宮ハルヒの憂鬱」のように、騒がしい高校生の集団は、この雰囲気には合わない気もしますが……まあ、そこはフィクションだしね。
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▲入り口正面の棚にある「涼宮ハルヒの憂鬱」グッズ |
アニメのファンがたくさん訪れているとのことですが、店ではそれを拒否もせず、逆に売りにもしていません。入り口正面にある棚に、ファンが寄贈したグッズが少し並んでいるのと、原作本が揃っていること、それとファンが自由に書き込めるノートがあるくらいです。
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▲ファンの足跡ノートは、表紙が破れていた |
あくまで元の雰囲気を保ちながら、来るものは拒まず、ゆったりとした空間を保っているお店のスタンスに、とても共感を覚えます。ちなみに訪問時には映画「阪急電車」のパネルが何枚か壁に貼られていました。映画は見てないですが、出てきたシーンでもあったのかな。そっちのファンにとっても、一種の聖地だったりするのでしょうか。
西宮北口に行くこと自体少ないのですが、またゆっくりと訪れてみたいお店です。ごちそうさま!
珈琲屋 夢(ドリーム)
兵庫県西宮市甲風園1-10-1 地図
0798-65-9078
平日8:00~21:00、日祝8:00~19:00 年末年始などを除き無休
長寿饂飩 つるかめ 冷やし あんかけぶっかけ(6月限定)
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▲店舗外観 |
「麺処ばっは」を出た後、向かったのは同じく「水無月 冷麺華祭」に参加している「長寿饂飩つるかめ」。久々の西宮だし2軒くらいは行かないとねーと、西宮北口駅から徒歩で向かいます。地図によれば隣の夙川駅とのちょうど真ん中くらいにあるのですが、これが以外と遠い。阪急の1駅って結構短い印象だったんですが、西北と夙川の間は割と距離あるんですね。というか、このあたりの阪急神戸線は、住宅地の割りに駅間が長いです。普段は宝塚線、京都線ばかり乗っているので、少し感覚が違いますね。店の最寄り駅は、JR西宮か阪神西宮のどちらかでしょう。
さて、西北から徒歩20分くらいかけて到着した店は、交差点の角で和の存在感を出す店構え。店内に入ると、少し薄暗い中、左右にカウンター席が広がり、それ越しに厨房というレイアウトです。午後1時半を過ぎていましたが席はほぼ埋まっており、空いていた入り口正面の席に座りました。頼んだものはもちろん「冷麺華祭」限定メニューとなっている「冷やし あんかけぶっかけ」です。
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▲冷やし あんかけぶっかけ(850円) |
待つこと10分ちょっとでやって来た丼は、結構な大きさ。そして、そこからはみ出すボリュームの天ぷらからは、挙げたての良い香りが漂います。上に盛られているのは、野菜かき揚げ天、半熟卵天、揚げ餅、鶏チャーシュー、ネギ、大根おろし、生姜、レモンと実に多彩。うどんにかけられているのは、ダシの効いた冷やしあんで、それだけでも十分なくらい、うどんとマッチしています。
天ぷらは混ぜずに、単体で食べていきますが、あんのかかったうどんを啜りながら食べるのも美味しいです。サックリとした衣の食感と、中の素材の活きの良さ(野菜ですが)、それが混ざり合った珠玉の一品です。鶏チャーシューは、あんとの相性が絶妙で、こちらは大根おろしやレモンを混ぜて食べるのも良かったです。
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▲うどん |
うどんもコシがあり、ツルツルの食感もベスト。ボリュームもあり、トッピングも多彩で非常に満足度の高い一杯でした。
初訪問でしたが、是非レギュラーメニューも食べたいと思わせる限定メニューでした。次は阪神西宮あたりから歩いてくるとしましょう。ごちそうさま!
長寿饂飩 つるかめ
兵庫県西宮市中前田町1-22 地図
0798-36-1050
11:00~14:30、17:00~20:30 月・火・水の夜営業休
麺処ばっは 冷やしラーメン交響曲冷短調(6月限定)
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▲店舗外観 |
阪急西宮北口駅からすぐの場所にある「麺処ばっは」へ行ってきました。前回訪問は昨年10月、西宮市内6店舗が合同でやっていた限定ラーメンイベント「麺華祭」に合わせて行ったのですが、今回はその続編と言うべき「水無月 冷麺華祭」が、西宮のみならず伊丹、尼崎の10店舗に拡大して行われるということで訪ねてみました。
「冷麺華祭」ですから、テーマはもちろん冷やし麺。つけ麺だったり、冷麺だったり店舗によって色々と工夫されているようですが、「ばっは」では店名にあやかって「冷やしラーメン交響曲冷短調」というメニューを開発してきました。もちろんこれだけではどんなものかわかりませんので、早速注文です。
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▲冷やしラーメン交響曲冷短調(800円) |
麺の茹で時間が7分ほどかかるということで、やや待ってから出されたそれは、特徴的な器からして期待が高まります。やっぱり、器というのも美味しさを感じさせる重要な要素だと思うんですよね(と言う割には写真で器が全部入りきってませんが)。
味は醤油ベースに魚介がプラス。漂う香りは冷やしラーメンなので控えめですが、麺と一緒にすすればふわりと広がります。麺は太平打ち麺で、しっかり〆られていてコシもあり、キュッと歯ごたえを感じさせてくれます。
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▲しっかり〆られた麺と、肉 |
トッピングはネギ、水菜、岩海苔、シナチク、ネギ、白髪ネギ、そして柚子皮が香りのアクセント。さらに盛られた肉は、鶏チャーシューと、牛タンでした。牛タンは冷まされていますが、しっかり炙られていてジューシーさは失われていません。噛むほどに感じる肉の質感と旨味が、非常に美味しいです。
なんとも完成度の高い一杯。しかしイベントごとにしか訪ねないと、一向にレギュラーメニューが食べられませんね。もう少し早く機会を作って訪ねたいと思います。ごちそうさま!
麺処ばっは
兵庫県西宮市南昭和町46-4 地図
11:00~14:00、17:00~24:00 水曜定休
ガッツ!うまい米 橋本 池田駅前店 信州野沢菜&焼たらこ&焼鮭
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▲店舗外観 |
阪急池田駅の高架下にオープンしたおにぎり専門店「ガッツ!うまい米 橋本 池田駅前店」へ行ってきました。googleマップだと正しく場所を示せませんが、駅前のダイエーの方向へ高架を歩いていけば見付かると思います。こちらの店は南堀江に1号店があり、その後に池田へ出店したようです。店主さんが自らいい米を見つけ出し、それをおにぎりにして出したり、あるいは米そのものの販売も行っています。
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▲店内に置かれた全国のお米 |
店に入って左奥には、上写真のような形で全国から選りすぐりされた米が並んでいます。その殆どが初めて聞く銘柄ですが、どれもこだわりを持って生産されているお米。その美味さをダイレクトに味わうには、おにぎりが一番ということですね。
店では予めにぎられ、パッケージされたおにぎりがショーケースに陳列されていますが、「よかったらにぎりたてを出しますよ」と店主さんに言われたので、「信州野沢菜」「焼鮭」「焼たらこ」の3つをその場でにぎってもらいました。お釜から一個分のごはんをボウルに移し、丁寧ににぎってくれます。そうして出来たてほやほやの3つをテイクアウトしていきました。
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▲にぎりたてのおにぎり |
おにぎりは1つずつパッケージしてくれるので、持ち運びやすく、食べるときもすぐに出せるので便利です。本当は梅田の会社まで持ち帰って食べるつもりでしたが、「せっかくにぎりたてなんだし」と言い訳して、電車を1本遅らせて池田駅のベンチで食べてしまいました。
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▲信州野沢菜(160円) |
写真で伝わるかわかりませんが、まず米のツヤが違います。ピッカピカと言いますか。そして海苔のふわりとした香りが鼻をくすぐり、かぶりつくと塩気と瑞々しさを兼ね備えた野沢菜の味わいと、胡麻の風味がマーベラスな美味さを与えてくれます。にぎりたてでアツアツなので、それも美味しさに拍車をかけていますね。コンビニの高級おにぎりもそこそこに美味しいですが、同じ値段でこの内容なら、当たり前かもしれませんが、圧倒的にこちらに軍配です。
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▲焼たらこ(180円) |
「焼たらこ」も言わずもがな。具も美味しいのですが、やっぱりごはんが最高に美味いです。「焼鮭」(150円)も同様で、ひょっとしたら「米屋の塩にぎり」(100円)が、一番素直に美味しさが伝わるのかもしれませんね。
ちなみに店内にはテーブル席、カウンター席があり、その場で食べることも可能。+180円で豚汁とのセットも出来るようなので、今度はそれを行ってみたいと思います。ごちそうさま!
ガッツ!うまい米 橋本 池田駅前店
池田市栄町1-1 阪急池田ブランマルシェ1番館 地図
072-734-8522
10:00~19:00 無休
天下一品 西院店 豚キムチ定食(こってりラーメン)
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▲店舗外観 |
おそらく自宅から一番近い天一と思われる「天下一品 西院店」へ行ってきました。阪急西院駅から西大路を北へ少し歩いたところにあるので、以前から店の前はよく通っていたのですが、ようやく初訪問となりました。
店内は厨房越しのカウンター席とテーブル席が幾つか。広くはありませんが、それでも席数は30くらいはあるのかな。ラーメンメニューの他、定食メニューが割と充実しているようです。
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▲豚キムチ定食(930円) |
今回頼んだのは「豚キムチ定食」。濃い目の味付けの豚キムチが、ごはんのお供に最適です。ボリュームも結構ありますね。
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▲こってりラーメン(単品の並は650円) |
セットのラーメンはもちろんこってり。西院店はワカメラーメン、キムチラーメン、ワンタンメンといったメニューもあります。また、学割サービスもやっていて、学生証提示でラーメン並は550円になるようです。
定番の美味しいこってり味。ごちそうさま!
天下一品 西院店
京都市右京区西院東淳和院町16-2 地図
075-321-6300
11:00~27:00(L.O.26:45) 木曜定休