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キッチンTomoya マツタケオムライス

▲マツタケオムライス(1000円)

 先週食べ損ねたマツタケオムライスを食べに、天六のオムライス専門店「キッチンTomoya」へ行ってきました。10月末までの限定品を、まさに10月末に食べに行ったわけですが、今回は無事にありつくことが出来ました。

 マツタケはスライスしたものが1本丸ごと入っており、他のキノコやタマネギと一緒にフライパンで炒め始めた段階で、その香りが店に広がっていきます。そうして出来上がったオムライスは上写真のものなんですが、外見では他との違いがわからないですね。

 卵の覆いを崩してみると、香ばしさを伴ったより強い香りが漂いました。スプーンで探すまでもなく、マツタケはたくさん見つかり、その歯ごたえとともに染み出すマツタケの甘みは、日本の秋の味覚の代表選手と言えるでしょう……いや、このマツタケが国産かどうかは知りませんが(笑)。

▲惜しみなく転がるマツタケスライスたち!

 オムライスの味付けには塩と若干の香辛料だけしか使っていないのに、それでも濃厚な味だと感じるのは、素材が良いのと、それを引き出す絶妙の炒め加減のおかげでしょう。明日からはもうないメニューをこうして絶賛するのもグルメブログとしてどうかとは思うのですが、美味いものは美味いんだから仕方ないやん! 最近こればっかりですけど。

 食後はいつものようにマスターと雑談。前回頼まれた食べログの大阪オムライスランキングをプリントアウトしたものを渡して(20位まで出力)、それに関してあれやこれや。

 北極星とトータルポイントでは同率首位ですが、味部門では0.01差でトップということで「まあ、よし」とのこと。元北極星のチーフだったからこそ、「北極星には負けたくないねん」と。何か分かる気がします。

 僕が「北極星は京阪淀屋橋駅の店しか食べたことがない」と言うと、「そこが一番美味いと思うよ。卵を巻くのも上手い」との評価。マスターが北極星にいた頃、技を教えてくれた人がそこにいるそうです。あの名人技としか思えぬマスターのフライパンさばきの師匠が淀屋橋店にいたとは! 今度、じっくり観察しながら食べてきたいと思います。

 その他にはまあ、色々と裏話的な面白い話もあったのですが、そこはそれ。文章化すると角が立つというかなんというか。今後の食べ歩きの参考にさせて頂きますということで(笑)。

 そう言えばここでオムライスは全種制覇も果たしていますが、夜だけメニューのタンシチューは食べたことがないんですよね。次回はそのレポートになるかもしれません。ごちそうさま!

 キッチンTomoya
 大阪市北区天神橋7丁目5-23 渋谷ビル1階
 06-6351-0135
 11:00~15:00、17:00~22:00(日祝は21:00まで) 不定休
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群青 特製つけそば2玉…

▲天六にあるレンガ通り

 日本一長い商店街として有名な天神橋筋商店街。その北のスタート地点である阪急天六(天神橋筋六丁目)駅付近から、都島通沿いに歩いて1本目の筋を南にいってすぐのところに、路面や壁面がレンガ造りになっている通りがあります。名前もそのまま「レンガ通り」というその道は、昔懐かしい雰囲気を残した飲食店街。ここに今月6日、ラーメン通たちを震撼させ、感涙させ続けるラーメン店がオープンしました。その名は「群青」。

 10月20日にビーマさんラオタ一番乗りを果たしてブログで紹介すると、麺多浪さんをはじめとする多くのラーメン好きたちがわらわらとその味を確かめに行き、そしてそのことごとくが絶賛。僕も流れに乗り遅れまいと、この月曜日に昼休みを前倒しして食べに行ってきました。

 店に着いたのは午後1時前。カウンターで5席しかないため5分ほど並びましたが、目当ての「つけそば」はちゃんと注文できました。茹で時間7分をワクワクしながら待ち、そして出てきたのが下写真の品。

▲特製つけそば2玉(720円)

 漂ってきます。魚介ダシの濃厚な香りが。麺を入れる前に割り箸をつけ汁に浸して味見をすると、味は動物系(鶏と豚)のまったりこってりとしたものを感じました。魚介の味はこちらの方が濃いですが、伏見の「はなふく」に似ていますね。

 麺は自家製麺の太麺。店の入り口付近に製麺機が置かれていましたが、こりがまた美味い。ほのかに甘いと言いましょうか。モチモチとした食感も良いですね。さらにこの麺、「つけそば」の場合はデフォの1.5玉(225g)から3玉(400g)まで値段据え置きという剛毅なサービスをしているのです。麺の量は0.5玉(75g)単位で頼めるので、自分の腹減り具合に合わせて注文することが可能です。素晴らしい!

 つけ汁は先ほども書いたように、魚介ダシの効いたトリトンスープで、トロミも結構あるこってりとしたもの。その中には角煮状のチャーシューがゴロゴロしている他、煮玉子1つとシナチクも入っており、これが少なくない量なんです。チャーシューはトロトロで味もしっかりしており、麺との相性はもちろんですが、ごはんも進むだろうなぁというものでした。

 それと、アクセントで入っているネギが食感がとても良かったというのが印象的。輪切りではなく半月切り、あるいはそれをさらに半分にした刻み方なのですが、シャキシャキより一つ上行くザクザクという食感(分かりにくい?)が、スープのまったりこってり感と合っていました。いやあ、本当に美味い!

 とまあ、大満足の初訪問だったのですが、先にも書いたように訪れたのは月曜日のこと。そしてストックしていた他のメニューを紹介していったため、今日は既に木曜日。

 うん、木曜日なんですねぇ。

▲魚介系白湯(ぱいたん)醤油味中華そば・大盛(680円)

 ええ、中3日で再訪してきましたが、何か。

 2度目の訪問もランチタイム。時間は少し遅く午後1時40分頃。さすがにピークを過ぎており、待つことなく店に入ると客は僕以外に2人だけでした(それでも席は半分以上埋まっているわけですが)。

 前回はつけそばなのに〆のスープ割りを頼み忘れたため(気が付くとそのまま全て飲み干していた)、つけそばアゲインというのも考えたのですが、2種類ある中華そばのうち、こってり系の白湯を注文しました。麺はデフォから半玉アップの大盛(+50円)です。

 スープはつけそばと同系統の魚介系トリトンですが、濃さはやや控えめ。それでも濃厚だと言える味とトロミです。麺を食べる前にスープだけでレンゲ5杯ほど啜ってしまうほど奥深い味でした。

 麺はつけそばより細めですが、コシはしっかりとしています。モチモチ感も同じくらいありました。トッピングは炙りチャーシューにシナチク、ほうれん草、煮玉子。炙りチャーシューは注文後に一人前ずつ炙り立てのものを盛ってくれます。待っている間に「パチパチ」という脂の弾く音がしたので、「アレ、餃子やチャーハンみたいなサイドメニューあったっけ?」と思ったら、チャーシューを炙っている音だったという。そしてこのチャーシューが、本っ当にトロットロなんですよ。箸でつまんでアップの写真を撮ろうと思ったのですが、箸でつまむそばからホロホロとこぼれていくという、それくらいトロトロ。えー、単に僕が箸不器用なだけだろというツッコミはナシの方向で。

 煮玉子も黄身が絶妙の半熟っぷりで、ほうれん草とシナチクもシャキシャキから若干水分を含んだ食感が、スープとよく馴染んでいました。また、つけそばでも書いたように、こちらでもネギの存在感を強く感じました。このネギは良いですよ、本当に。天満市場でイキの良いのを仕入れてるのかなぁ。

 食後に「メッチャ美味かったです!」と言うと、店主さんにっこり。麺多浪さんは笑った口元が山田ルイ53世に似ていると書いてましたが、全体的なイメージとしてはBEGINのボーカルの比嘉栄昇さんに似た、優しく包容力のある感じですね。比嘉さんも美味しい沖縄そばとか作りそうな雰囲気だし(知らんけど)。

▲店舗入り口。群青色の暖簾が目印

 つけそば、白湯ともに高いレベルのラーメンでした。これは行列に並んでも食べたいレベルです。しかし製麺からスープ作りまで、一人でやっているだけに店主さんの体調面が心配です……と言いながら、食べたい気持ちも抑えられないのがラヲタの業の深さ。マスコミとかに嗅ぎつけられず、今ぐらいのペースで頑張ってくれないかなあ。でも自分のブログでは絶賛紹介するぜ、みたいな。……だって、美味いものは美味いんだから仕方ないやんと、多少の自己嫌悪を含めつつ、ごちそうさまでした!

 あ、そうそう。一つだけ注意点。店舗入り口の写真を見てもらうとわかりますが、暖簾の右側にガスメーターがありますよね。店から出るときにそこに頭をぶつけないように。僕は訪れた2度ともぶつけています。地味に痛いです。ご注意を。

 群青
 大阪市北区天神橋6丁目3-26 レンガ通り商店街
 電話なし
 11:30~14:00、18:00~20:30 水曜、土日祝定休
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洋食の店 シエル クリームコロッケランチ&ヤキヤキランチ

▲店舗外観

 宇治市槇島にある洋食屋「シエル」へ行ってきました。場所は国道24号線を伏見から南下し、京都文教大の正門の向かい側となります。隣のガストの看板の方が分かりやすいでしょうか。

 訪れたのは日曜日の午後6時頃。カウンター6席、4人がけテーブル3卓の店は既に満席で、外にも家族連れが一組並んでいたのは意外でした。食べログの評価から人気店であることはわかっていましたが、日曜でもこんなに混んでいるとは。20分ほど並んで中に入りましたが、考えてみるとラーメン屋以外で並んだのは初めてかもしれません。

 店は昔ながらの洋食店といった風情で、ご主人と奥さんの2人で切り盛りしている点など、「大和グリル」と通ずるものを感じます(訪れたのはこちらが先ですが)。カウンター席に座ると、奥さんが年季の入ったメニュー表を持ってきてくれました。

▲黄ばみ具合が歴史を感じさせるメニュー。左側はライスと味噌汁のセット。右側は単品となる

 店の外にも一部のメニューが掲示されていましたし、そもそも今日はこの店の名物であるジャンボクリームコロッケが目当てだったので、それを注文することに迷いはなかったのですが、ここで僕と友人はある単語を見付けてしまったのです。


友「ルンさん、カレーありますね」

僕「カレー、あるな」

友「“シエル”のカレー……食べなアカンでしょ」

僕「そうやな。“シエル”のカレーは食べなアカンよな」

 僕と友人がどうしてカレーにこだわったのか。この時点でわからない人は、説明してもわからないと思いますのでスルーして下さい。わかる人は「シエル」という店名だけで全て理解しているでしょうし、むしろ「カレーあるならカレー一択でしょ? ネタとして」と思っていると思います。わからない人のために一つだけヒントを出すならば、例えば「ドラえもん」という名の店が出すどら焼きや、「小池」という名の店が出すラーメンは絶対食べるよね、ということ。詳しく知りたかったら「シエル カレー」でググれ! そして俺をオタクと呼ぶがいい! (……グルメブログやってる人で、ゲーム・アニメ系オタクの人って見ないよなぁ)

 まあ、それはともかく。結局今回はカレーは頼まず、僕が当初の予定通り「クリームコロッケランチ」、友人が「ヤキヤキランチ」を注文しました。カレーにも色んな意味で惹かれたのですが、それは次回ということで。

 それから待つこと30分超。ついに出てきたのが下の巨大クリームコロッケです。

▲クリームコロッケランチはライスと味噌汁がついて800円

 右下のスパゲッティと比較したら、どれほど大きいかわかるでしょうか。単体のフライものとして、ここまで大きいものは見たことがありません。ましてやそれが揚げにくいクリームコロッケなのですから、大きさと同時にその技倆に感心してしまいます。

 早速ナイフで切ってみたら、衣がサクサクと良い音を立てました。中のクリームはそれほどドロドロとはせず、グラタンのクリーム程度の粘度があります。細かく刻んだタマネギやキノコがたくさん入っており、それらの甘みがクリームの甘みと溶け合い、かけられたデミグラスソースと混ざれば、さらなる美味しさを作り出します。

▲クリームコロッケの中身は、割としっかりとした粘度

 友人が頼んだ「ヤキヤキセット」は、チキンソテー、ポークソテー、チキンカツがそれぞれ一枚ずつ乗ったボリューム満点のセット。他の店ならどれも一枚で普通のセットメニューのメインがはれるほどの大きさです。

▲ヤキヤキランチはチキンソテー、ボークソテー、チキンカツのセット

 一部クリームコロッケと交換して頂きましたが、肉は軟らかく食べやすかったですし、かけられたソースも美味しかったです。正直、巨大クリームコロッケのみでは途中で飽きも来るので(これは美味しさとは別問題)、交換して味に変化が付けられたのは良かったです。

 「大和グリル」と同様に、「シエル」でも注文後に下ごしらえから入る上、調理はご主人一人でやっているため、並び客が出るほどの盛況ぶりでは今回のようにオーダーから30分かかるのも仕方がないところ。しかし、その間に募る期待を裏切らない内容なのも確かです。ご主人は厨房にこもりきりで声しか聞こえませんでしたが、出来上がると「おーい」と奥さんを呼び、それに「はいはーい」と特徴のある甲高い声で応えるやり取りが、微笑ましかったです。

 次回訪問時は絶対にカレーを食べますので、店名からそれを期待した人は(ここの読者でそういう人はほとんどいないだろうけど)、それまでお待ち下さい。ごちそうさま!

 ※「洋食の店 シエル」のカレー(カツカレー)のレビューはこちら

 洋食の店 シエル
 京都府宇治市槇島町三十五56-5 地図
 0774-20-1782
 11:00~14:00、17:00~20:00 木曜定休
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紫蔵 ちゃーしゅーめん

▲ちゃーしゅーめん(800円)

 京都のラーメン聖地・一乗寺。なんだかんだで週一ペースで聖地巡礼をしている気がしますが、先週はいわゆるラーメン聖地としての一乗寺(北大路と東大路がぶつかる高野交差点から北へ1キロほどの界隈)から少し外れた、叡山電鉄茶山駅近くにある「紫蔵」へ行ってきました。場所は高野交差点から南へ二つ目の信号を東へ入り(東鞍馬口通)、叡電の踏切を越えてセブンイレブンがある交差点を北へ行ったところです。

 訪れたのは土曜日の午後10時半頃。周りは閑静な住宅地で、そのために夜に目立つ看板もなく、うっかりすると通り過ぎてしまいます(実際、最初は通過してしまった)。近くのコインパークに車を停めて店に入ると、席の半分ほどが埋まっていました。外の静けさからすると、よく入っているという印象です。

 頼んだのは上写真のちゃーしゅーめん……の割にチャーシューのボリュームが少ないなと思われた方、ご安心下さい。紫蔵では追加チャーシューは別盛りでございます。

▲別盛りでやって来るちゃーしゅーめんの追加ちゃーしゅーと追加トッピングの味付玉子(100円)

 スープはクリーミーな豚骨醤油。麺はやや縮れの入った太麺。トッピングはチャーシューに板海苔にほうれん草とくれば、そう。ここは横浜「家系」の流れを汲むラーメン店なのです。京都では他に京都駅ビル拉麺小路にある「壱八家」がそれに当たりますね。

 豚骨醤油スープはクリーミーな口当たりですが、飲んだ後は割合さっぱりとした印象。太麺はもっちりしていて、なかなかの食べ応え。チャーシューはかなり大きめに切られており、追加は3枚もあってボリュームたっぷり。スープに浸して脂が染み出したところを食べるのは、まさに絶品の一言です。味玉子は白身がプニッとした食感、黄身のドロッとした半半熟感(1/4熟みたいなイメージ?)で、濃厚な味わいでした。

 ちなみにスープの醤油の濃さ、脂の量、麺の硬さは好みに応じて調整可能。今回は麺を硬めでお願いしました。

▲店舗外観
 それから僕自身は店主さんとお話しすることはなかったのですが、カウンター席にいた常連と思われるお客さんとラーメン談義に花を咲かせており、なかなかに興味深かったです。「一乗寺の他の店ではどこがオススメ?」という質問には、「亜喜英」を挙げていましたね。うんうん、わかります。というか、話に混ざれば良かったかなぁ(←微妙に人見知り)。

 奥さんとともに、とてもキビキビとした対応で、ラーメンの美味しさはもちろん、居心地の良さも魅力となるお店でした。再訪は確実ですが、週一で一乗寺に行くとしてもローテーションを考えると次に訪れるのは……うーん、悩ましい。

 ともあれ美味しいラーメン、ごちそうさまでした!

 紫蔵
 京都市左京区一乗寺西水干町
 電話番号非公開
 11:30~14:30、17:00~24:00 水曜定休
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大和グリル 日替わりサービスセット(ミソポークソテー)

▲オープンから34年の風格を持つ店舗

 通勤経路にあるお店。気にはなっているのだけど、開いている時間や自分の帰宅時間などの兼ね合いで訪れることが出来ず、それでも近所なので「ま、いずれ行く機会もあるさ」と特に気にとめることなく、素通りしているお店。それが今回訪れた「大和グリル」でした。

 場所は京阪中書島駅からファミリーマートのある道をまっすぐ北進し、ぶつかったところを少し右に曲がり、すぐの道を左折したところ。徒歩3分程度でしょうか。昭和49年11月23日開店という、老舗の風格たっぷりの店舗がそこに控えています。

 店内も昭和の香り漂うたたずまい。子供の頃にイメージした通りのコック姿のご主人と、黙々と給仕をする奥さんの2人で切り盛りしています。カウンターに座り、日替わりのサービスメニュー「ミソポークソテーセット」を注文すると、目の前で手際よく調理がなされていきました。

 訪れたのは19時過ぎで、座敷席とカウンター席に、それぞれ一杯飲みながら食事を楽しむ会社帰りらしいお客さんがいました。いずれも常連さんらしく、手酌でビールを飲みながら時事の話題で盛り上がっています。うん、なんかこういう雰囲気は好きだな。

 初訪問で手持ち無沙汰の僕は、厨房に貼られたたくさんのメニューを眺めていました。白身魚のソテーや牛ステーキ、カレーにチキンカツ、酒のあてらしいメニューも記されています。「日に日にメニューが減っております」という貼り紙を見付け、その意味がわからず首をひねったところに、模造紙に大書きされた「お知らせ」が目に入りました。

 曰く「11月3日午後2時をもって閉店します」。

 目が点。絶句。そして凝視。何度も読み返し。理由は体調と家族の介護とありました。元々はオープンした11月23日まで営業するつもりだったのが、諸事情で3日に早まったことも分かりました。

 いつでも来られると思って流していて、いざ入ってみたらあと一週間で閉店というお知らせ。今回が初訪問なので、店や味に愛着があるわけではないのに、かなりのショックを受けてしまいました。目の前でご主人が手際よく調理しているのを見つめ、そしてやってきたミソポークソテーの期待を裏切らない出来映えを実感して、「どうしてもっと早く来なかったんだろう」と激しく後悔しました。

▲ミソポークソテー。ライスと味噌汁がついて1000円

 味噌の濃厚な香りが食欲をそそります。肉厚でジューシーな豚肉は軟らかく、非常に食べやすくなっていました。ソースは別に炒めたマッシュルームとタマネギが入っており、タマネギの甘く香ばしい味わいが、より一層肉の旨みを引き立たせます。すごく丁寧に作っているなというのがわかる、「家庭料理のような本格洋食の味」というのが、大和グリルの味なんじゃないかと思いました。

 支払いの時に奥さんに「あと一週間で閉店なんですね」と聞くと、「ええ、そうですね」と、割と普通に返されました。あんまり素っ気なかったんで、そこから話題が広げられないくらいでしたが(笑)、「ごちそうさま」と言って店を出ようとすると、非常によく通る声でお二人から「ありがとうございました」と言われました。特にご主人は厨房から直立不動に近いピンとした姿勢で、まっすぐにこちらを見ながらそう言ってくれまして、なんだかわけもなく泣きたくなってしまいました。

 これまでの店の思い出。残り一週間、あとどれだけの人に料理を出し、その人の笑顔を引き出せるのか。柔和で誠実な表情で発した「ありがとうございました」の後に、「またお越し下さい」が続かなかった哀しさ(デフォでそういう挨拶なのかもしれないけど)。勝手に色んなことを想像して、勝手に感動してしまいました。

 訪問した店のストックがたまっており、今日は別の店を紹介するはずだったのですが、残り一週間、出来るだけたくさんの人に大和グリルの味を知ってもらいたいと、順番差し替えで紹介しました。僕もあと一回は最低訪れたいと思っています。ごちそうさまでした!

 大和グリル
 京都市伏見区西柳町544
 075-621-5676
 11:00~14:00、17:00~21:30 土曜定休
 ※2008年11月3日に惜しまれつつ閉店しました。

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レストランDiDi 日替わりカレー(チキンコルマカレー)

▲店舗外観

 左京区元田中のカレー屋「DiDi」へ行きました。場所は南から東大路を上がり、叡山電鉄の踏切を過ぎてすぐの東(右)側。叡電元田中駅からなら徒歩1分ちょっとといったところでしょうか。

 訪れたのは土曜日の21時20分ごろ。22時閉店とのことで、オーダー=ラストオーダーでした。店内はかなり照明を落としており、写真を撮るのには苦労しましたが(笑)、落ち着いていて非常に良い雰囲気。居合わせた他のお客さんは皆さん女性客、スタッフの方も女性2人で、おっさん2人組の僕らは何やら浮いていた気もしないでもないですが。

 頼んだのは日替わりメニューのチキンコルマカレー。ライスは白米と玄米から選べたので、玄米をチョイスしました(+50円)。

▲ミニサラダとインド風アツアツポテトサラダ?

 カレーの前にまず前菜としてサラダと、もう一つ小皿がやって来ました。ふかしたジャガイモを潰し、湯通ししたキャベツとグリンピースにスパイスを加えて混ぜた、インド風ポテトサラダといったようなもの。ポテトサラダと書きつつ、実際はアツアツだったので違うものなのですが、潰れきってないジャガイモの食感が美味しかったです。後でカレーと混ぜて食べてみましたが、それもいけました。

▲日替わりカレーのチキンコルマカレー・玄米(1030円)

 そしていよいよメインのカレーです。日替わりのチキンコルマカレーは、ペーストしたカシューナッツとココナッツソースが入ったカレールーで、スパイシーなんだけどまろやかで口当たりの良いカレーでした。よく煮込まれた鶏肉は非常に軟らかく、こちらもかなりの美味さ。

 そして特筆すべきは玄米ライスとの相性の良さ。やや硬めで独特のプチプチとした食感を持つ玄米とルーが絡み、絶妙な味わいを作っています。

 さすがに専門店という美味しいカレーで、大盛りにすれば良かったなと後悔もしました。ボリュームに対するコスパはやや高めですが、全体のレベルを考えれば妥当なところだと思います。また別のカレーも食べたいところです。ごちそうさま!

 レストランDiDi
 京都市左京区田中大久保町22
 075-791-8226
 19:30~22:00(L.O.21:30) 水曜定休(祝日の場合は翌日)
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らーめん牡丹 メンマら~めん・しょうゆ+Cセット

▲メンマら~めん・しょうゆ(800円)+Cセット(250円)

 極太メンマが食べたい。極太メンマを噛みしだきたい。バリモキュッという圧倒的な歯ごたえに打ち震えたいっ!

 ってな欲求に駆られたため、自家製の超極太メンマを大量に入れることで有名な、千日前の「らーめん牡丹」へ行ってきました。場所はNGKの前から道具屋筋に入り、最初の筋を西(右)へ曲がったところ。隣接する居酒屋「大衆屋」が経営しているため、店内には酒がズラリと並び、ラーメン屋というより居酒屋という雰囲気。

 ラーメンは醤油、味噌、塩、カレーの4種類のスープがあり、トッピングも豊富で組み合わせも自分次第。夜には居酒屋メニューも食べられます。しばし迷った末に、しょうゆメンマら~めんのCセット(サラダ+半チャーハン)で注文しました。

 やってきたラーメンには噂に違わぬ超極太メンマがゴロリ。想像よりも太く逞しく、そして多い……。さすがにこれはと思いつつ一本かじってみると、これまた想像よりも甘く軟らかく絶妙な噛みごたえ。バリモキュと数本かじりついてしまいました。

 ラーメンは甘みのあるしょうゆスープで、魚介系のダシも入っており、背脂のアクセントも相まって尾道ラーメンのような印象です。麺はコシのある細ストレート麺でしたが、これは好みで太麺、極細麺に変更可能とのこと。平打ち麺だったら、まさしく尾道ラーメンってところなんですけどね。

 メンマ以外には薄切りのトロ肉チャーシュー2枚と板海苔、ネギ。ネギは九条ネギではなく細ネギですね。このあたりも尾道系っぽいです。

▲Cセットの半チャーハン

 セットで頼んだ半チャーハンはパラパラ具合が良く、カリッとした炒め加減の刻みチャーシューも美味しかったです。ちなみに白ごはん(単品150円)はおかわり自由で、頼めば「まんが盛りにも対応」とのこと。一瞬「亜喜英」で見た光景が過ぎりましたが……次に来たときはやってみようかな。

 しかしこのメンマ、軟らかさというか硬さというか、ともかく歯ごたえが絶妙で半端なく美味いのですが、量の方も半端ないです。3本で桃○のビン詰めメンマ1つぐらいあるんじゃないかと思うのですが、それが10本ぐらい転がっているわけですよ。しかも結構下の方に沈んでて、最後はメンマだけ食べてました。

 ここまで来ると「メンマら~めん」ではなく、「メンマ(麺付き)」といった方が正しいぐらい。一番上の写真で見えているのと同じぐらい、下に沈んどるのですよ。逆に言うとそれだけ入っていて800円というのは破格とも言えます。さすがに最後は飽きもきましたが、それでもやっぱり美味かったです。

 と、メンマを散々フューチャーしてきたのですが、スイマセン。私、一つ嘘をついていました。

▲店舗外観
 今日は元より「牡丹」へ行くつもりでいたのですが、「メンマら~めん」ではなく魚介ダシが美味いと噂の「つけめん」がターゲットだったのです。が、メニュー表の写真の、あまりに存在感のあるメンマに惹かれてしまい、そちらへ浮気してしまったという次第。「つけめん」にもメンマは“1本”ついているのですが、その写真を見たら何故か「1本では足りぬ!」と思ってしまいまして。ともかく、それくらい存在感を感じたし、実際食べてみてそれは間違った印象ではないとわかりました。なので「つけめん」は次回以降。

 しかし、さすがに居酒屋系のラーメン店ということもあってか、普通にはないおかしなラーメンもあるようで(まろやかクリーム系という、その名も「ジャンクラーメン」というものが、ネタメニュー好きの心をピンポイントで攻めてくる!)、そちらも気になります。今日食べた醤油スープのラーメンは、それ単体で普通に美味しかっただけに、どんなものになっているのやら。

 千日前界隈にはラーメン屋はもちろん、他にもたくさん気になる店はあるので「牡丹」のラーメンコンプはかなり先になるでしょうが、いつか達成したいところです。ごちそうさま!

 らーめん牡丹
 大阪市中央区難波千日前13-5
 06-6632-7776
 11:30~スープが無くなるまで 無休
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キッチンTomoya 牡蠣オムライス

▲牡蠣オムライス・大(1050円)

 天六のオムライス専門店「キッチンTomoya」へ3カ月ぶりに行ってきました。お目当ては秋限定メニューのマツタケオムライスです。

 ランチタイム終了間際の訪問でも「久しぶりやね」と気さくなマスター。早速「マツタケオムライスあります?」と訊ねると、「残念。今日はもう終わったわ」とのこと。「(秋冬限定の)牡蠣オムライスやったら出来るけど」と言われたので、それを大盛りでお願いしました。

 カウンターに座り、いつ見ても感嘆のため息しか出ないフライパンさばきを見学。今日はライス、牡蠣ともサービスで増量してくれたので、上写真のようにチョロっとこぼれていますが、それでも見事なものでした。

 牡蠣オムライスは前回食べたビーフきのこガーリックと同じく、何もかけずにそのまま食べるタイプ。バターで炒められた牡蠣とタマネギ、キノコ、ライスだけで十分しっかりとした味がついています。好みで醤油をかけることも出来ますが、そうするとちょっと濃いかなぁ。味に変化が出て、それはそれで美味しいんですけどね。

▲牡蠣オムライスの中身……写真失敗してイマイチわかりませんね

 食後にマスターと前回話題に上がった「食べログ」の話をしました。「大阪オムライスランキングで1位になってますよ」という話をし、マスターの携帯からそれを見ようとしたのですが、食べログの店ナビは見られてもランキングページには辿り着けません(本当は行けるかもしれませんが、この時はググッてみても行けなかった)。

「じゃ、またマツタケオムライス食べに来ますから、その時にパソコン版のページをプリントアウトして持ってきますよ」

「頼むわ。ちなみにマツタケオムライスは今月いっぱいやからね」

「今月……って、来週いっぱいじゃないっすか! じゃ、来週早々にまた来ます」

「まあ、キミが現物持ってきてくれたら、いつでもマツタケオムライス作ったるけどな」

「現物?」

「天満の市場にいくつも転がってるやろ。あれ、買ってきてくれたらええねん。もちろんマツタケ代は差し引くから、そっちの方がお得やで」

「それは魅力的な提案ですが、何か違う気がする……」

 そんなやり取りがあり、そして先ほど家で食べログをチェックしたところ、なんと!

 キッチンTomoya首位陥落……。北極星と同点なんですけど、ページの並びは何故か二番手に。むう、これはなんとかしなければ。

 というわけで、食べログに会員登録してTomoyaのレビューしちゃいました。食べた料理や訪れた店を採点するのは、僕のポリシーに反することなのですが……首位返り咲きを果たして欲しいですから。今年我が阪神タイガースが適わなかった夢をTomoyaに!

 これは内部工作でも自作自演でも何でもない、単純に僕が美味しいと思ったものへの評価ですから問題ないんだけど……恣意的な得点操作にはなっちゃうのかなぁ。ま、美味いもんは美味い、そして多くの人に食べてもらいたいってのは変わらないので。ごちそうさま!

 キッチンTomoya
 大阪市北区天神橋7丁目5-23 渋谷ビル1階
 06-6351-0135
 11:00~15:00、17:00~22:00(日祝は21:00まで) 不定休
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肥後橋南蛮亭 ダブルカレー(週替りポークカレー)

▲ダブルカレー(週替りポークカレー)並(1000円)

 昨日は南蛮亭の夜のメニューを写真満載で紹介しましたが、ランチメニューもいつものように食べています。今週の週替りカレーはポークカレーで、トマトベースのルーに、国産豚肉(茶美豚)がトロトロになるまで煮込まれています。フルーティーで甘さも感じますが、スパイシーさと両立しているカレーです。

 これを食べたのは火曜日。南蛮亭夜の宴の前日に、予約の最終確認のついでに食べたのですが、火曜日の当ブログの更新メニューはというと、ワイヤの旨辛カレー。実はこの日のランチは、ワイヤ→南蛮亭と激辛カレーのランチはしごをしたのです。インターバルを置かずに食べれば、どちらがどれだけ辛いかハッキリするだろうと(なのでいつもは大盛りのところが並盛り)。

 結論から言いますと、辛さではワイヤの勝利でした。舌や喉にワイヤの旨辛カレーの刺激が残っている段階で南蛮亭のチキンカレーを食べて(ココナッツソースを避けて)、直感的に「あ、こっちの方が辛くない」と思いましたから。まあ、120倍カレーの後に100倍カレーを食べたら、相対的にそう感じるだろうというレベルではあるのですが。

 とはいえ、辛さではそう感じても、美味しさという点ではそもそも比較が出来ません。肥後橋の両雄並び立つと言いますか、味の方向性が違いますので。他の肥後橋のカレーも含めて、美味しい方向へ切磋琢磨してもらえれば、食べるだけの人にとってはそれ以上の幸福はありません。

▲先週の週替りレッドカレー(のダブルカレー大盛り)

 それからついでと言ってはなんですが、先週紹介しそびれていた週替りカレーです。アジアンテイストのレッドカレーは、軟らかく煮込まれた大きなナスや大根やタケノコが最高でした。炭火焼きの鳥肉もゴロゴロ入っていて、毎度のことながら味とコスパの両方で感心させられます。

 昨日の夜のメニュー、そしていつものランチメニュー。どちらも本当に美味しいです。こんなお店が職場の近くにあって良かったなぁと、つくづく思いました。ごちそうさま!


 肥後橋南蛮亭
 大阪府大阪市西区江戸堀1-10-26 大川ビル1階
 06-6444-2382
 11:30~14:00、17:30~23:00(L.O.22:15) 土、日、祝休
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肥後橋南蛮亭 夜の宴! 珠玉の鳥料理の数々をご覧あれ!


 当ブログでは毎度お馴染みの「肥後橋南蛮亭」。しかし、今回はランチではなく南蛮亭の本領たる夜のメニューの紹介です。ランチはほぼ毎週食べていますが、夜に来るのは3年近く通っていて今回が2度目。友人4人と3時間余り、数々の絶品鳥料理を堪能して参りました。

 ちなみに上の写真は店の一番奥にある座敷席に掲げられている坂本龍馬の肖像画。以前マスターに「坂本さんってことは、マスターは高知の出身ですか? あるいは幕末ファンとか?」と訊ねたら、「いや、酒の仕入れ先からもらったのを飾ってるだけ」という解答を頂き、笑った覚えがあります。そんな坂本さんが見つめる席で食べた料理、ともかく写真も多いので、次々いきますよー!

▲付け出しのキャベツのピクルス

 まずは付け出しから。これは昼のサイドメニューにもなっている甘酸っぱいキャベツのピクルス。割と大きな壺に入れられており、5人で3壺出されていました。これは前菜としても美味しいし、普通に酒のアテとしてもいけるんですよね。

▲自家製の鳥取らっきょう漬け(400円)

 酸味の中にピリッとした辛さが小気味よい自家製らっきょう漬けです。他の人があんまり手を付けなかったので、ほとんど一人で食べてました。歯ごたえといい、メッチャクチャ美味いです。そして酒が進みます。

▲鴨肉のたたき梅肉あえ

 最初の注文で焼き物ばかり頼んだら、マスターに「これやったらすぐ出るし」と勧められたもの。梅肉あえとありますが、そんなに梅は主張せず、鴨肉の旨みとネギの風味が印象に残る一品。酒が進みます。値段はスイマセン、記録するの忘れました。

▲鳥ホルモン串焼き(左・スカート、右・十二指腸)。ホルモン串焼きはどれも1本300円

▲鳥ホルモン串焼き(左・心のこり、右・リンパ腺)

▲鳥ホルモン串焼き(腰皮)

 焼き物です。今日のオススメにあった鳥ホルモン串焼きを5種類全て頼みました。マスターにはそれぞれ説明もしていただいたのですが、うろ覚えになってしまいました。一番上のスカートは鶏の横隔膜のことだそうで、食感はプリプリッとしたモモ肉のよう。甘い味噌ダレ?がかかっています。十二指腸はいわゆるホルモンっぽい歯ごたえで、ネギポンおろしとの相性が意外なほどしっくり。

 ハツのなんか、という至極曖昧な書き方をしているのは、こう書いておきながら明らかにハツとは違う食感(その後の調査で「心のこり」という品名とわかりました。キレイな名前)。こちらもホルモンらしいキュッキュッとした歯ごたえで、甘ダレがかかっています。リンパ腺はそれよりももう少し軟らかく、食感は鳥皮に近い感じ。肋骨部分の皮?とあるのは、ただの鳥皮ではないということだけが正しく、肋骨部分というのはマスターがそんなジェスチュアをしていたなーというぼんやりとした記憶に頼った表記です(こちらも後の調査で「腰皮」とわかりました)。

 スイマセン! ハッキリ言ってこの鳥ホルモン5種については、食感や味以外のデータはうろ覚えでしかありません。ので、写真を見て食べたくなられた方は、実際に南蛮亭に赴いて店員さんを捕まえて下さい。申し訳ありません(グルメブログとして、この投げやりっぷりはどうなんだろう)。

▲ソリレス焼実山椒ドレッシング(500円)

 続いてはソリレス焼。ソリレスとは鳥モモの付け根(股関節)のくぼみ部分の肉のことだそうで、探しづらく骨からはずしにくいため、フランス語で「馬鹿は残す」という意味のソリレスという名がつけられているとか。食感は軟らかいモモ肉で、それをピリリとした実山椒のドレッシングで食べていきます。酒が進みます。

▲ほろほろ鳥骨付きもも肉一枚焼き(1000円)

 ほろほろ鳥とはアフリカ原産の高級食材で、フランス料理でも最高級の食材として珍重されているものだそうです。なんだかワシントン条約に引っ掛かりそうな名前に引かれて、今回初めて食べました。皮はパリッとしていますが、肉はメッチャクチャ軟らかくて、それこそ口の中でほろほろと崩れていく感じ。鶏と比べて脂質が半分ほどなので、肉食べてるなぁという気にさせてくれます。

▲ねっく串焼き(1本200円)

▲もも串焼き(1本250円)

 再び串焼き。今度は定番のネックとモモ(ねぎま)。噛むと跳ね返るような弾力ある肉質で、どちらも非常にジューシー。酒が進みます。

 と、ここまでが前半戦。食べているときは別にここで一休みしたわけではないのですが、今回の宴の趣旨として、あの激辛チキンカレーを友人たちに食べさせるというものがありましたので、そこに入る前に一呼吸です。

 では、後半戦はお馴染みのチキンカレーからいきましょう!

▲チキンカレー(500円)

▲チキンカレー・ルーのみ(400円)とナン(300円)

 ランチメニューでお馴染みのチキンカレー、夜に頼むと昼の1/3強の量で出てきます。また、ルーのみの注文と単品ナンもあり、これは夜しか食べられないセット。違った風味が楽しめます。ナンはかなりふっくらとした厚みのあるもので、チキンカレーとの相性は当然のようにバッチリ。昼にも出してくれればとは思うのですが、注文ごとに一枚ずつ焼いてたら追いつきませんよね。夜だけのお楽しみということで。

 チキンカレーは、初心者ばかりだったことを考慮してか、かなりココナッツソース(白)が多めに入れられていました。それでも4人のうち2人は一口食べただけでむせかえり、キャベツのピクルスを大量に口の中に放り込む始末。一方でもう2人は「確かに辛いけど、それを超えたところに味わったことがない旨さがある」と、バクバク食べていました。「ランチでレギュラーサイズを食べてみたい」とも。同志誕生で嬉しかったですね。5人中3人が南蛮亭のチキンカレーの理解者というのは、まあ妥当なところなのかもしれません。

▲つくね(4つで350円)

 網焼きのつくねは、とってもジューシーで甘ダレがピッタリ。軟骨の食感も楽しいです。今回は食べませんでしたが、このつくねが丸ごと入った「つくねばくだん」というおにぎりも絶品なんですよね。ちょっと前までランチのテイクアウトメニューだったんですが、今は予約以外ではランチタイムに食べることは出来ません(夜は普通に頼めます)。

▲旨辛ぶつきゅうり(300円)

 写真を撮る前につまんでしまったので、少し崩れているのはスイマセン。かかっているのはキムチソースとコチュジャンをミックスさせたようなタレ。これが本当に旨辛。ザ・酒のアテという感じ。鳥づくしの箸休めとしてもピッタリ。

▲玉ひもコチュジャン煮(300円)

 玉ひもとは雌鶏から産み落とされる前の卵のこと。雄鶏のキ○玉ではありません(名前といい形といい似てますが)。それをコチュジャンで甘辛く煮たものですが、味が染みていて美味しかったです。食感は卵というよりもレバーに近いかもしれません。

▲合がもモモ焼きと大根鬼おろし(500円)

 キュッと身の締まった合鴨肉を、粗くおろした大根と一緒に頂きます。大根は辛過ぎず甘すぎず、食感も硬すぎず軟らかすぎず、絶妙なおろしかげん。酒が進みます。

▲こころ串焼き(1本200円)

 こころ(ハツ)串です。普通のこころよりもかなり軟らかく、ぷにっとした食感は珍しくも楽しくもあり、こんなこころを食べたのは初めてです。ある意味で鳥ホルモンよりも衝撃を受けた絶品串焼きでした。

▲手羽(2本350円)

 頼んだときに「一人前2本ですけど」と、5人いることを気にしてくれたため「じゃ、3人前で」と言い、写真のさらには6本見られています。食べる部分がたくさんあり、良い意味で肉がしっかりとしていて食べ応えがあります。最初はなんとか箸だけで食べようと格闘して、結局手で骨をしがむあたりまでいってしまうのはお約束。皮のパリパリ具合がハンパなく美味い一品でした。

▲鳥丼(600円)

 さて、いよいよ〆のごはんものです。さすがにカレーアゲインというのもアレなので(個人的には全然OKですが)、まずはランチでもお馴染みの鳥丼を。本当はランチのハーフサイズぐらいなのですが、サービスでランチ並みの量になっています。いつもながら、しっかりとした鳥の歯ごたえ、肉質が美味い、さすがの安定感を誇る一品です。

▲鳥スープめし(500円)

 ラストは鳥のダシスープに浸したごはんに、ほぐし身とネギ、ゴマをまぶした鳥スープめし。〆の一品にふさわしい、あっさりとしながらも鳥の旨みを存分に味わうことの出来る一品です。雑炊ではなく、あくまで白ご飯を盛った上からスープをかけているので、ベチャっとしたのがないのもいいですね。

 といったわけで、肥後橋南蛮亭・夜の宴をお送りしましたが、酒も入っていたこともあり、幾つか写真を取り忘れたり、説明を聞き流していたり、値段を調べ忘れていたりしております。写真だけは嘘はつかないので、とりあえずそれを見て「お、美味そう」と思ってくれたら幸いです。

 しかし、改めて感じたのはマスターをはじめとする店の皆さんの情熱です。ランチ営業もやって、本番の夜ではそれを上回る忙しさで。しかもこんなに美味しい料理とお酒を出してくれて。飲食店としてはどこでも見られる当然の毎日なのかもしれませんが、ただ食べているだけの身としては、わけもわからず「ありがとう」と言いたくなってしまいます。ごちそうさまでした!

 肥後橋南蛮亭
 大阪府大阪市西区江戸堀1-10-26 大川ビル1階
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ルンホルム

Author:ルンホルム
【近況8/28】
暑さはまだまだ続きますが、高校野球も終わってツクツクボウシも鳴き始めて、だんだんと秋の気配を感じるようになって来ました。



今月は少しは休みもあったのですが、更新は出来ないままですいません。写真は8月上旬に行ってきたスカイツリーです。仕事で行った東京なので、登ることはありませんでしたが、やっぱり高かったですね。

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